楽天モバイルは潰れる?赤字なのに潰れない理由|初のEBITDA黒字化・回線1,000万突破の最新決算で検証

悩んでる人

楽天モバイルって大赤字なんだよね?契約したいけど、潰れたらどうしよう…。そもそも、あんなに赤字でなんで潰れないの?

こんな疑問に、楽天モバイル歴5年以上の筆者が最新決算の数字でお答えします。

 

結論から言うと、楽天モバイルがすぐに潰れる可能性はかなり低いと言えます。

2026年2月発表の決算で、楽天モバイルは参入以来初の「EBITDA通期黒字化」を達成しました。

「赤字垂れ流し」の時期はすでに終わり、本業でお金を稼げるフェーズに入っています。

 

この記事では、「赤字なのになぜ潰れないのか」を最新の決算数字でわかりやすく検証します。

 

📝 この記事の結論
  • 楽天モバイルは2025年度に参入以来初のEBITDA通期黒字化(+129億円)を達成
  • 契約回線は1,000万回線を突破し、年間170万回線ペースで増加中
  • グループ全体も29期連続増収・EBITDA過去最高。2026年は2,000億円の設備投資=攻めのフェーズ
  • 最終損益はまだ赤字だが年548億円ペースで急速に縮小中。「危ない会社」の数字ではない

 

🔍 「楽天は赤字」の正体|どの数字を見て騒がれているのか

まず、「楽天=大赤字」というイメージの正体を整理しましょう。

ニュースで報じられる「赤字」には、実は2種類の数字が混ざっています

 

  • EBITDA(本業の稼ぐ力):日々の営業でお金を稼げているか。楽天モバイルはここが2025年度に黒字化
  • 最終損益:過去に建てた基地局の減価償却費や借金の利払いまで全部引いた数字。ここはまだ赤字

 

赤字の正体はどっち?(①EBITDA=本業の稼ぐ力は黒字化を達成+129億円・日々の商売ではお金を稼げている/②最終損益はまだ赤字(縮小中)・過去の基地局投資の返済・償却が残っているだけ。家計は黒字・住宅ローン返済中の家庭と同じで稼げていれば潰れない)

 

つまり今の楽天は、「商売自体は儲かり始めたが、過去の巨額投資の支払いがまだ残っている」という状態です。

「毎月の家計は黒字になったけど、家のローンが残っている家庭」をイメージすると近いです。

家計が黒字である限り、ローンがあっても破産はしません。

 

📊 赤字なのに潰れない理由3つ【2026年最新決算】

 

① 本業の稼ぐ力がプラスに転換した(初のEBITDA通期黒字)

2026年2月発表の2025年度通期決算で、楽天モバイル単体のEBITDAは+129億円

前年から667億円の改善で、携帯キャリア事業に参入して以来初の通期黒字化を達成しました。

 

翌2026年度の第1四半期も+10億円と黒字を継続しています(固定資産税の費用が乗る第1四半期としては初の黒字)。

「使えば使うほど赤字が膨らむ」時期はすでに終わっています

 

② 契約回線1,000万突破+グループは29期連続増収

「客が離れて先細り」どころか、契約は増え続けています。

  • 契約回線数:2025年12月末に1,001万回線と大台を突破→2026年3月末には1,036万回線(年間約174万回線の純増ペース)
  • 楽天グループ全体:売上収益2兆4,966億円で29期連続の増収・グループEBITDAは4,359億円で過去最高

 

モバイルの赤字を支える「母体」であるグループ本体が、過去最高の稼ぎを更新し続けているのが実態です。

 

③ 2026年は2,000億円の設備投資=「撤退」と真逆の動き

楽天モバイルは2026年度、前年の3倍以上となる2,000億円強の設備投資を計画しています。

都市部や地下鉄の電波増強・5G化を加速させる「ネットワーク強化の年」と位置づけられています。

 

事業をやめる会社は、設備投資を絞るところから始めます。

過去最大級の投資を積み増している=少なくとも会社は「これから伸ばす気」ということです。

つながりやすさの現状はエリア・電波の記事で解説しています。

 

⚠️ 正直に言うと|残っているリスクもある

いいことばかり並べても信用できないと思うので、残るリスクも正直に書きます。

  • グループの最終損益はまだ赤字:2026年度第1四半期は186億円の最終損失。ただし前年から548億円の改善で、赤字幅は急速に縮小中
  • 減価償却込みのモバイル事業はまだ営業赤字:過去の基地局投資の償却負担が数年は続きます
  • 大型投資の巻き戻しリスク:2,000億円投資が計画どおり回線増・収益増につながらなければ、再び計画修正はあり得ます

 

それでも「潰れる」と「赤字」の間には大きな距離があります。

倒産に直結するのは資金繰りの行き詰まりであって、償却負担の赤字ではありません

本業のキャッシュ創出力(EBITDA)がプラス転換した今、その心配は大きく後退しました。

 

📱 もし撤退・縮小したら契約者はどうなる?

それでも「万が一」が心配な方のために、最悪ケースも具体化しておきます。

  • 携帯事業は総務省の認可事業。仮に撤退するとしてもある日突然圏外になることはなく、十分な周知期間が設けられます
  • 電話番号はMNPで他社へそのまま引き継げます。番号が消えることはありません
  • 過去の他社事例(サービス終了した格安SIM等)でも、利用者は移行期間内に乗り換えて実害はほぼありませんでした

 

つまり最悪のケースでも、起きるのは「乗り換えの手間」だけです。

乗り換え自体はMNPの記事のとおり、今は違約金0円・手続き無料でできます。

 

👍 不安な人は「身軽に使う」のが正解

「数字は分かったけど、それでも少し不安」という方は、いつでも動ける形で使うのがおすすめです。

  1. SIMのみで契約する:端末の分割払いを組まなければ、いつでも身軽に乗り換えられます
  2. まずはサブ回線で試すデュアルSIMなら今の回線を残したままお試しできます
  3. 合わなければ乗り換える前提で使う:解約金は0円。解約方法もシンプルです

 

なお、試すと決めたら開催中のキャンペーンのチェックを。

乗り換えなら、通常より還元が大きい三木谷キャンペーン(従業員紹介経由)も使えます。

 

楽天経済圏の住人

私は5年以上使い続けていますが、正直、契約した当時は「この赤字で大丈夫かな」という不安もありました。それでも毎年の決算で数字が良くなっていくのを確認しながら使い続けて、今回ついにEBITDA黒字化まで来ました。仮に最悪の事態が来ても「MNPで乗り換えればいいだけ」と考えれば、必要以上に怖がることはないと思います😊

 

❓ よくある質問

楽天モバイルはいつ完全黒字化しますか?
EBITDA(本業の稼ぐ力)は2025年度に通期黒字化を達成済みです。減価償却まで含めた営業黒字はこれからの段階ですが、赤字幅は四半期ごとに縮小しています。最新の数字は楽天グループの決算発表(2月・5月・8月・11月)で確認できます。
潰れたら電話番号はどうなりますか?
仮に事業終了となっても、MNP(番号そのまま乗り換え)で他社に引き継げます。突然使えなくなることはなく、移行のための周知期間が設けられるのが通例です。
「楽天グループごと潰れる」可能性は?
グループは29期連続増収・EBITDA過去最高(4,359億円)で、稼ぐ力はむしろ強くなっています。最終損益の赤字もモバイルの投資負担によるもので、その負担自体が年々軽くなっています。
赤字なのに、なぜ料金を安くできるのですか?
自前ネットワークを完全仮想化するなど、他社よりコスト構造が軽い設計だからです。安さの仕組みは料金プランの記事で解説しています。
今から契約しても大丈夫?
EBITDA黒字化・回線1,000万突破・大型設備投資と、事業継続の裏付けはむしろ強まっています。不安な方はSIMのみ・サブ回線から始めれば、リスクは「乗り換えの手間」だけに抑えられます。

 

📝 まとめ|「潰れるかも」は数字を見れば怖くない

楽天モバイルは潰れるのか、最新決算の結論をまとめます。

  • 2025年度に参入以来初のEBITDA通期黒字化(+129億円・前年比667億円改善)
  • 回線1,000万突破・グループ29期連続増収と、事業の土台はむしろ拡大中
  • 2026年は2,000億円の設備投資=撤退と真逆の攻めのフェーズ
  • 最終赤字は残るが縮小中。不安ならSIMのみ・サブ回線で身軽に使えばリスクは最小

 

「赤字だから危ない」は、数字を見ない印象論になりつつあります。

心配しすぎて安さを取り逃す方が、家計にとってはよほど「損」かもしれません。

 

 

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