

海外旅行に楽天モバイルをそのまま持って行って大丈夫?2GB無料って聞くけど、気づいたら高額請求…なんてことにならない?
こんな不安に、楽天モバイル歴5年以上の筆者がお答えします。
結論から言うと、データ通信で高額請求になることは、仕組み上ほぼありません。
本当に気をつけるべきは「通話」と「着信」です。
この記事では、高額請求が起きる本当の原因3つと、出発前にやっておく設定をまとめます。
- データは月2GBまで無料、超えても自動課金なし(低速になるだけ)
- 高額請求の原因は標準電話アプリでの発信と、海外では有料になる「着信」
- 特にiPhoneは相手によって標準アプリに着信する仕様があり要注意
- 防ぎ方はシンプル:通話は必ずRakuten Link、着信は折り返しで
💾 データ通信では高額請求がほぼ起きない仕組み
まず安心材料から。
楽天モバイルの海外ローミング(データ通信)は、高額請求が起きにくい設計になっています。
- 毎月2GBまで無料で、100以上の国と地域でそのまま使える(追加申し込み不要)
- 2GBを超えても自動で課金されることはなく、最大128kbpsに減速するだけ
- 高速に戻すには自分で操作してデータチャージ(1GB=500円)が必要=勝手には増えない
つまり「知らないうちにデータ通信費が数万円」というパターンは、楽天モバイルでは構造的に起きません。
滞在先が対象国か・設定のやり方は、海外ローミングの設定ガイドで確認できます。
⚠️ 高額請求の本当の原因は「通話」【3つ】

油断できないのはここから。
海外での高額請求の正体は、ほぼこの3つです。
① 標準の電話アプリで発信してしまう
海外から標準の電話アプリで発信すると、国・地域別の従量課金になります。
Rakuten Linkなら海外から日本の電話番号への通話は無料。
同じ相手にかけても、どのアプリからかけたかだけで、無料と有料が分かれます。
これは国内で「通話料を請求された」原因と同じ構図です(詳しくは通話料が無料じゃない原因の記事)。
② 海外では「着信」にも料金がかかる
意外と知られていないのがこれ。
標準の電話アプリの場合、海外では電話を受けるだけでも国・地域別の着信料がかかります。
しかも、月980円の「国際通話かけ放題」オプションは発信専用。
着信料には効きません。
滞在が長いほど、営業電話や確認の電話を受けるたびに着信料が積み上がっていきます。
💴 実際いくら?主要国の料金例【標準アプリ利用時】
公式の料金表から、旅行先として多い国の例を挙げます(1分あたり・接続する現地事業者の一例)。
| 滞在している国 | 日本へ発信 | 着信(受けるだけ) |
|---|---|---|
| アメリカ本土・ハワイ | 195円/分 | 195円/分 |
| 韓国 | 190円/分 | 95円/分 |
| 台湾 | 290円/分 | 170円/分 |
| フランス | 260円/分 | 155円/分 |
※2026年8月時点。同じ国でも接続する現地事業者によって料金が変わります。正確な金額は公式の国・地域別料金表で確認してください。
具体的にイメージすると、ハワイから標準アプリで日本へ10分電話すると約1,950円。
Rakuten Linkなら同じ通話が0円なので、この差がそのまま「高額請求」の正体です。
③ iPhoneの落とし穴|相手しだいで標準アプリに着信する
iPhoneには特有の注意点があります。
相手がRakuten Linkを使っていない場合、着信はiOS標準の電話アプリに入る仕様です。
つまり自分はLinkだけ使っているつもりでも、海外で普通の電話を受けると、自動的に「有料の着信」になってしまうということ。
この着信仕様の詳細はRakuten Linkの着信の記事で解説しています。
📋 ありがちな高額請求パターン3つ|危険なのはどれ?
原因を実際のシーンに当てはめると、危険度の違いがよく分かります。
パターン①:仕事の電話を「いつもの癖」で標準アプリから折り返す
旅行中に仕事の電話。
履歴からそのままタップして折り返すと、標準アプリ発信=国・地域別の従量課金です。
アメリカからなら日本へ195円/分なので、30分の打ち合わせを2回するだけで約11,700円。
Rakuten Linkから折り返していれば0円だった、というのが一番もったいないパターン。
パターン②:iPhoneにかかってくる電話を受け続ける
相手がLinkを使っていないと、iPhoneでは標準アプリに着信します。
海外では受けるたびに着信料。
1本1本は小さくても、1〜2週間の滞在で気づけばまとまった金額に。
パターン③:動画の見すぎでギガを使い切る → 実はセーフ
これは心配いりません。
2GBを超えても低速になるだけで、追加料金は発生しないからです。
高速が必要ならデータチャージ(1GB=500円)を自分で買うだけなので、金額は完全に自分でコントロールできます。
✅ 出発前にやること・現地での使い方チェックリスト
防ぎ方はシンプルです。
出発前にこの5つだけ押さえておけば大丈夫。
- 滞在国が対象エリアか確認する(設定ガイド参照。対象外の国でもWi-Fiに繋げばLinkの発着信は可能)
- 発信は必ずRakuten Linkから(日本の番号宛は無料・Link同士は世界中無料)
- 海外にいる間だけ、標準アプリへの着信は出ずにLinkから折り返す(国内は着信無料なので普段どおりでOK)
- データは2GBの残量を意識(my 楽天モバイルで確認。超えても低速化するだけなので慌てない)
- SMSもLinkから送る(Link同士・日本の番号宛は無料。標準アプリの国際SMSは有料)

私は国内では、かかってきた電話に普通に出ています。国内は着信無料なので、それで何の問題もありません。切り替えるのは海外にいる間だけ——「着信は出ずに、Rakuten Linkから折り返す」。覚えることは実質これ1つなので、難しい設定より、この意識だけ持って出発すれば大丈夫ですよ😊
🛡️ 万一でも青天井にはならない|利用限度額2万円
それでも心配な方へ、最後のセーフティネットの話。
楽天モバイルの国際通話・国際SMSには、月2万円の利用限度額があらかじめ設定されています。
限度額を超えると利用が制限されるため、「気づいたら数十万円」という青天井の事故は起きない仕組みです。
とはいえ2万円でも十分痛いので、上のチェックリストで「そもそも発生させない」のが正解です。
🔍 使いすぎていないかは「my 楽天モバイル」で確認できる
滞在中でも帰国後でも、確認方法は同じです。
- my 楽天モバイルアプリを開く
- 「利用料金」の明細で、通話・SMSの従量分が発生していないかチェック
- データ残量はホーム画面の利用状況で確認(海外分は毎月自動リセット)
「請求が来てから知る」のではなく、滞在中に一度明細を見ておくと安心です。
❓ よくある質問
📝 まとめ|データは安心設計。守るべきは「通話はLink」だけ
楽天モバイルの海外利用と高額請求についてまとめます。
- データ通信は2GB無料+自動課金なし=高額請求は構造的に起きにくい
- 危ないのは標準アプリでの発信と、海外では有料の「着信」(iPhoneは特に注意)
- 対策は「通話は必ずLink・着信は折り返し」のワンセットだけ
- 万一でも月2万円の利用限度額があり青天井にはならない
仕組みさえ知っていれば、楽天モバイルは海外旅行にそのまま持って行ける便利な回線です。
対象国の確認と設定手順は、出発前に公式ページでチェックしておきましょう。




