

楽天モバイルが衛星通信を始めるって聞いたけど、いつから?料金は?今のスマホで使えるの?auやドコモの衛星通信と何が違うの?
こんな疑問に、楽天モバイル歴5年以上の筆者がお答えします。
結論から言うと、楽天モバイルの衛星通信「Rakuten最強衛星サービス」は2026年10〜12月期の提供開始を目指して準備中。料金はまだ公式に発表されていません。
最大の特徴は今持っている普通のスマホがそのまま衛星につながり、メッセージだけでなく通話・データ通信まで狙っていること。
この記事では、開始時期・料金・仕組み・他社との違い、そしてiPhoneなら今すでに使える衛星機能まで、公式発表と一次報道だけを元に整理します。
- 開始時期:2026年10〜12月期の提供開始が目標(公式プレス・2026年6月の総務省採択後も同じ見通し)
- 料金:公式「現時点で未定」。決まり次第この記事を更新します
- 端末:専用機は不要。市販の4G/LTEスマホがそのまま衛星につながる設計
- できること:他社の衛星通信がメッセージ中心なのに対し、音声・ビデオ通話・データ通信まで目指す
- 今すぐ使える衛星機能:iPhone 14以降なら衛星経由のSMS・iMessage・緊急SOSに楽天モバイルも対応済み(2026年3月〜)
🛰️ Rakuten最強衛星サービスとは|普通のスマホが衛星につながる
正式名称は「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」。
米AST SpaceMobile社の低軌道衛星(高度500〜700km前後)と、手元のスマホが基地局を介さず直接つながる「衛星ダイレクト通信」です。
- 専用アンテナ・専用端末が不要:衛星側が巨大なアンテナを持ち、地上のスマホは通常の4G/LTE電波で通信
- 狙いは「圏外をなくす」:基地局を建てにくい山間部・離島・海上、災害で基地局が止まった時のバックアップ
- 2025年4月に国内初の成功:衛星と市販スマホで福島⇔東京間のビデオ通話に成功(公式プレス)
- 周波数は700MHz帯:2026年6月に総務省の審議会が衛星ダイレクト通信向けの技術条件を答申。衛星248基・1つの衛星ビームは直径約48km(報道より)
イメージとしては「空にとても背の高い基地局が浮かんでいる」状態。地上に基地局がない場所でも、空が見えればつながる可能性がある、という技術です。
📅 いつから?|公式ロードマップと最新の動き

「いつから使えるの?」への公式の答えは、一貫して2026年第4四半期(10〜12月)です。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2020年3月 | 楽天がAST SpaceMobile(当時AST&Science)に出資・戦略提携 |
| 2024年2月 | 「2026年内に国内サービス提供を目指す」と発表 |
| 2024年9月 | ASTが商用衛星「BlueBird」打ち上げ成功 |
| 2025年4月 | 国内初、衛星⇔市販スマホの直接通信でビデオ通話に成功(福島⇔東京) |
| 2026年3月 | iPhone 14以降・Apple Watch Ultra 3の衛星経由SMSに対応(Apple+Globalstarの仕組み) |
| 2026年6月 | 総務省審議会が700MHz帯の衛星ダイレクト通信を答申/楽天×ASTの合弁「RAST」を国の低軌道衛星事業(J-LEO)に採択・最大約1,500億円補助 |
| 2026年10〜12月 | Rakuten最強衛星サービス 提供開始目標 |
「前倒しされる?」という声もありますが、公式が示しているのは10〜12月期のまま。逆に、衛星の打ち上げ状況しだいで開始直後は「時間帯限定」「エリア限定」から始まる可能性もあります(国の事業条件は「2029年3月までに1日16時間以上ビデオ通話可能」)。
💴 料金は?|公式は「未定」。わかっている条件だけ整理
一番気になる料金は、公式プレスで「周波数帯・提供方法(時間、価格など)は現時点で未定」と明記されています。
現時点で確実に言えるのは次の3つだけ。
- 対象は楽天モバイル契約者(他社ユーザーは使えない)
- 専用端末の購入は不要=端末代はかからない設計
- 他社の衛星メッセージサービスは無料〜数百円/月で提供されており、楽天も「最強」を名乗る以上、大きく外れた価格にはなりにくい(※筆者の見立て・公式発表ではありません)
料金・オプションの要否・対応機種が発表されたら、この記事を更新します。それまでは「まだ決まっていない」が正解。SNSの「月額◯円らしい」は根拠を確認してください。
🆚 au・ドコモ・ソフトバンクの衛星通信と何が違う?
大手3社はいずれも米スペースXの「Starlink」と組んだスマホ直接通信をすでに提供中(auは2025年4月〜、ドコモ・ソフトバンクは2026年春〜)。楽天だけがASTを選びました。
| 大手3社(Starlink直接通信) | 楽天モバイル(AST) | |
|---|---|---|
| 提供状況 | 提供中 | 2026年10〜12月期 開始目標 |
| 主な用途 | SMS・メッセージ・位置共有が中心(データ通信は段階的) | 音声・ビデオ通話・データ通信までを目標 |
| 使う衛星 | Starlink(小型衛星を多数) | AST BlueBird(大型アンテナ衛星・248基計画) |
| 端末 | 対応機種リストあり | 市販4G/LTEスマホを想定(対応リストは今後発表) |
| 国の位置づけ | 海外衛星の活用 | 国内事業者初・国が最大約1,500億円補助(J-LEO) |
ざっくり言うと、「先に始めたのは3社、通信の中身で上を狙うのが楽天」。楽天は後発ですが「圏外でも普通にスマホが使える」を本気で目指しているのが違いです。
📱 今すぐ使える衛星機能|iPhone 14以降なら衛星SMS・緊急SOSがもう対応
「10〜12月まで何もない」わけではありません。iPhone 14以降またはApple Watch Ultra 3を楽天モバイルで使っている人は、Appleの衛星機能が2026年3月から使えるようになっています(公式プレス)。
- 衛星経由のSMS・iMessage:モバイル通信もWi-Fiもない場所でメッセージ送受信
- 衛星経由の緊急SOS:圏外から中継センター経由で緊急サービスに連絡
- 「探す」で位置共有:家族に居場所を送れる
- 費用:iPhoneのアクティベーションから2年間無料(衛星SMSの送信料も当面無料)。接続はGlobalstar衛星
使い方は、圏外の屋外で「設定」→「衛星経由の緊急SOS」や、メッセージアプリの案内に従い空が開けた場所でiPhoneを衛星の方向に向けるだけ。登山や海に行く前に一度デモ(設定内の「衛星接続のデモを試す」)を触っておくと安心です。
対応機種の確認・購入は楽天モバイルでiPhoneを使う完全ガイドへ。
⚠️ 期待しすぎ注意|衛星通信でできないこと・弱点
「圏外がゼロになる」と受け取ると、開始直後にがっかりするかもしれません。衛星ダイレクト通信の一般的な弱点です。

私も圏外で困った経験は何度かあります。海の近くの田舎にある実家では、以前は家の中で楽天回線がつながらず不便でした(今はエリア改善でつながるようになりました)。ほかにも山間部の高速道路で一時的に圏外になったり、ゴルフ場で山側のホールに入るとつながらない場所があったり。こういう「地上の基地局が届かない一瞬」を衛星が埋めてくれるなら、楽天モバイルの弱点だった「エリアの穴」がかなり小さくなるはず。過度な期待はせず、でも楽しみに待っています😊
❓ よくある質問
📝 まとめ|開始は2026年10〜12月期目標・料金未定・今のスマホでOK
楽天モバイルの衛星通信についてまとめます。
- Rakuten最強衛星サービス(AST)は2026年10〜12月期の開始目標。国の事業にも採択され、計画は前進中
- 料金は未定。専用端末は不要で、市販の4G/LTEスマホがそのまま対象になる設計
- 他社はStarlinkでメッセージ中心、楽天は通話・データ通信までを目指す
- iPhone 14以降なら衛星SMS・緊急SOSが今すぐ使える(2年無料)
- 屋外前提・開始当初は時間帯やエリアが限られる可能性。過度な期待はせず続報を待つ
続報(料金・対応機種・提供エリア)が出たらこの記事に追記します。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。



