

・事前申請はどこから、どうやるの?
・海外で使うと手数料はいくら?使えなかったらどうしよう…

申請のやり方、海外事務手数料3.63%の計算、現地で使えなかったときの対処まで、公式の案内でまとめました。
- 事前連絡:必須ではない。ただし公式は「事前に連絡すると当日のご利用をスムーズに行うことができます」と案内
- やり方:楽天e-NAVIのチャットサポート→「ご利用の事前申請」。利用予定日の1か月前から申請できる
- 手数料:海外事務手数料は全ブランド共通で3.63%(税込)。2025年3月に2.20%から上がった
- 落とし穴:海外SIMに差し替えるとSMSが届かず、ネット決済の本人認証や暗証番号の照会ができなくなる
- 使えないとき:「【重要】カードのご利用確認に関するお願い」のメール・SMSを確認→チャットサポートへ
- 紛失・盗難:81-92-474-9256(24時間365日・コレクトコール可)
❓ 楽天カードの海外利用に事前連絡は必要?
結論からいうと、連絡しなくても楽天カードは海外で使えます。申請しないと使えない、という仕組みではありません。
それでも公式が事前連絡をすすめているのは、不正検知システムがあるからです。
「高額なカードのご利用や海外でのご利用予定がある場合、事前にチャットサポートへご連絡いただくことで、当日のご利用をスムーズに行うことができます。」
ふだん日本でしか使っていないカードが、ある日いきなり海外の店で使われる。カード会社から見ると、これは盗まれたカードの使われ方とそっくりです。
だから止まりやすい。先に「この期間はこの国で使います」と伝えておけば、止まる可能性を下げられる、というわけです。
- 事前連絡が向いている人:海外で使うのが初めて・久しぶり/高額の支払い予定がある/楽天カード1枚しか持っていかない
- 連絡しても100%止まらないわけではない。公式も「ご連絡をいただいた場合でも、弊社の判断により、カードのご利用を保留にさせていただく場合がございます」と明記
- いくらから止まるのか、という金額の基準は「セキュリティ上ご案内できません」とされている
📱 事前申請のやり方|窓口はチャットサポート
窓口は電話ではなく、楽天e-NAVIのチャットサポートです。公式FAQで案内されている連絡先はチャットだけで、専用の電話番号は書かれていません。
- 楽天e-NAVIにログインして、チャットサポートを開く
- お問い合わせ内容で「ご利用の事前申請」を選ぶ
- 利用予定日・利用内容を入力する
- 海外の場合は、渡航先・渡航期間・緊急連絡先を伝える
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受付時間 | チャットサポートは 7:00〜23:00 |
| 申請できる時期 | 利用予定日の1か月前から |
| 聞かれること | 利用予定日/利用内容/渡航先/渡航期間/緊急連絡先 |
| 費用 | 無料 |
- 出発が1か月以上先になっていないか(申請は1か月前から)
- チャットサポートの受付時間外(23:00〜翌7:00)になっていないか
- 楽天e-NAVIにログインできているか(チャットサポートはログインが必要)
▼ チャットサポートはここから ▼
▼ 公式の案内を確認する ▼
💱 海外事務手数料は3.63%|計算のしかた
海外で楽天カードを使うと、国際ブランドの為替レートに海外事務手数料が上乗せされて、日本円で請求されます。
楽天カードの料率は、2025年3月から次のとおりです。
| 国際ブランド | 2025年2月まで | 2025年3月から |
|---|---|---|
| Visa | 2.20% | 3.63% |
| Mastercard | 2.20% | 3.63% |
| JCB | 2.20% | 3.63% |
| American Express | 2.20% | 3.63% |
「Visaなら安い」といったブランドごとの差はなく、4ブランドとも同じ3.63%(税込)です。
公式FAQに計算の例が載っています。
| 利用した日 | データが届いた日 | |
|---|---|---|
| 利用金額 | 100ドル | 100ドル |
| 為替レート | 1ドル=150円 | 1ドル=155円 |
| 海外事務手数料 | 3.63% | 3.63% |
| 請求金額 | 15,544円 | 16,062円 |
- 計算式は現地の利用金額 × 為替レート × 1.0363(小数点以下は切り捨て)
- レートが決まるのは、お店で使った瞬間ではない。利用データが国際ブランドに届いた時点のレートになる
- そのため、レシートの日付や自分で計算した金額と、明細の金額がずれることがある
- 海外で使った分も、国内と同じく利用額の1%分の楽天ポイントが貯まる
1万円の買い物で、手数料はおよそ363円。ポイント還元の1%を引くと、実質の負担は2.6%ほどです。
現金の両替にも手数料はかかるので、「カードは損」とは言い切れませんが、2.20%だった頃の感覚のままだと高く感じる水準になりました。
▼ 最新の手数料・レートの説明はこちら ▼
🧳 出発前にやっておく5つのこと
事前申請とあわせて、出発前に次の5つを済ませておくと、現地で困る場面がぐっと減ります。

- 暗証番号を確認する:海外のカード決済では暗証番号を求められる場合がある。複数回まちがえるとカードが使えなくなる
- SMSを受け取れる状態か確かめる:ネット決済の本人認証(3Dセキュア)や暗証番号の照会は、SMSのワンタイムパスワードが必要。届かないときの対処は「楽天カードのワンタイムパスワードが届かない原因と対処法」
- 利用可能額を確認する:ホテルやレンタカーは、デポジット(預かり金)で枠を一時的に押さえられることがある
- 緊急連絡先をメモする:紛失・盗難の番号を、スマホとは別の場所(紙やパスポートケース)にも控える
- 海外旅行保険の条件を確認する:年会費無料の楽天カードは、持っているだけでは保険が付かない
現地でデータ通信専用のSIMに入れ替えると、日本の電話番号あてのSMSが届きません。すると、ネット決済の本人認証も、暗証番号の照会もできなくなります。
暗証番号の確認と、現地で必要になりそうなネット予約は、日本にいるうちに済ませておくのが安全です。
それぞれの手順は「楽天カードの暗証番号を忘れたら」「楽天カードの限度額と増枠」「楽天カードの海外旅行保険」で解説しています。
スマホの海外での使い方は「楽天モバイルは海外で使える?」、予約まわりは「楽天トラベルの海外予約は大丈夫?」もどうぞ。
🚨 海外で楽天カードが使えないときの原因と対処

| 原因 | 対処 |
|---|---|
| 不正検知で利用が保留された | 「【重要】カードのご利用確認に関するお願い」のメール・SMSが届いていないか確認し、利用内容を回答する。届いていなければチャットサポートへ |
| 暗証番号を複数回まちがえた | そのカードは使えなくなる。チャットサポートかコンタクトセンターへ相談 |
| 利用可能額を超えている | 楽天e-NAVIで利用可能額を確認。ホテルやレンタカーのデポジットで枠が減っていることがある |
| お店がそのブランドに対応していない | 別のブランドのカードか現金で払う。JCBはディスカバーの取扱店でも使える |
| ネット決済でSMSの認証コードが届かない | 日本のSIMに戻すなど、SMSを受信できる状態にする |
- チャットサポートは7:00〜23:00。日本時間なので、渡航先との時差を先に確かめておく
- 電話の場合は楽天カードコンタクトセンター(9:30〜17:30・日本時間)。「カードが使えない」は自動音声のスキップ番号 #1200
- 予備のカードを1枚、別の場所に入れて持っていくのがいちばん確実な保険になる。できれば国際ブランドが違うもの
窓口の一覧と、電話をつながりやすくするコツは「楽天カードの問い合わせ先」にまとめています。
🏧 海外キャッシングで現地通貨を引き出すとき
楽天カードにキャッシング枠が付いていれば、海外のATMで現地通貨を引き出せます。要点だけ整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要なもの | キャッシングの利用可能枠と、カードの暗証番号 |
| 海外事務手数料 | かからない(3.63%はショッピングだけ) |
| 利息 | 実質年率18.0%(日割り計算) |
| ATM手数料 | 借入額が1万円以下は110円、1万円を超えると220円。現地ATMの手数料が別にかかることもある |
| 支払い | 1回払いのみ。利用月の翌月に引き落とし(データの到着が遅いと翌々月以降) |
| 使えないカード | American Expressブランドは海外キャッシング不可 |
- ATMで5桁以上の暗証番号を求められても、4桁の暗証番号をそのまま入力すればよい
- 暗証番号を複数回まちがえると、キャッシングが最大1日止まることがある
- 利息は日割りなので、帰国後にチャットサポートで繰り上げ返済を申し込むと利息を減らせる
- キャッシングは借り入れ。使う分だけ引き出し、計画的に利用する
📞 海外でカードを失くした・盗まれたとき
気づいた時点で、すぐカードを止めます。海外からの連絡先はこちらです。
| 用件 | 連絡先 |
|---|---|
| カードの紛失・盗難(停止) | 81-92-474-9256 24時間365日受付・コレクトコール可(先頭の81は日本の国番号) |
| 現地の警察 | 最寄りの警察にも届け出る(公式の案内) |
- コレクトコールは、電話を受けた側が通話料を払う仕組み。ホテルのフロントか現地のオペレーターに申し出てつないでもらう
- ホテルの客室からかけると、コレクトコールでもホテルのサービス料がかかる場合がある(自己負担)
- 旅行中だけ使える緊急カードを現地で受け取れるのは、VisaとJCBだけ。手数料は11,000円(税込)で、楽天ゴールドカード以上は無料
- MastercardとAmerican Expressは、緊急カード・海外緊急キャッシングの対象外
止めたあとの再発行の流れは「楽天カードを紛失したら」で解説しています。
▼ ブランド別の手順はこちら ▼
🧾 帰国後、明細で「あれ?」となりやすい4つ
| よくある疑問 | 理由 |
|---|---|
| 利用日や金額がレシートと違う | 利用日もレートも、データが国際ブランドに届いた時点で決まるため |
| ホテル代が控えより高い | ルームサービス料など、チェックアウト時の未清算分が後から請求されることがある。内容はホテルに確認する |
| 海外に行っていないのに「海外利用」と出る | ネット通販でも、運営会社が海外にあると海外利用として表示されることがある |
| 海外で使った分がリボ払いになっている | 自動リボに登録している、または後からリボに変更した場合。海外だから自動でリボになるわけではない |
- 「次回ご請求の明細」の段階では、現地通貨の金額は表示されない。確定後の明細で確認する
- 同じ支払いが2回請求された、キャンセルしたはずの分が請求された、というときは楽天カードコンタクトセンターへ(スキップ番号 #1300)
心当たりのない請求の確かめ方は「楽天カードに身に覚えのない請求」、明細の見かたは「楽天カードの明細の見かた」をどうぞ。
▼ 計算例の原文はこちら ▼
💭 楽天カードの海外利用でよくある質問
✅ まとめ|出発の1か月前から、チャットで事前申請を
- 事前連絡:必須ではないが、不正検知で止まりにくくなる。チャットサポートの「ご利用の事前申請」から
- 時期:利用予定日の1か月前から。受付は7:00〜23:00
- 手数料:海外事務手数料3.63%(全ブランド共通)。レートはデータ到着時点で決まる
- 出発前:暗証番号・SMSの受信・利用可能額・緊急連絡先・保険の条件を確認
- 使えないとき:確認メール・SMSを見る→チャットサポート。予備のカードも1枚
- 紛失・盗難:81-92-474-9256(24時間365日・コレクトコール可)
申請はチャットだけで完結します。出発が決まったら、パスポートの確認と一緒に済ませてしまいましょう✈️




