
楽天銀行のセキュリティカードは、登録情報の変更やパスワードの再設定など「重要な操作」のときだけ使う本人確認用のカードです。
裏面に英数字の表が印刷されていて、画面で指定された2マスの文字を入力して認証します。
- セキュリティカードは英数字の表(乱数表)が載った本人確認用カード。画面で指定された2マスの文字を入力する
- 使うのは住所・氏名の変更、パスワード再設定、ワンタイム認証用メールアドレスの変更、振込限度額の変更など。毎回の振込では使わない
- 全員に届くわけではない。楽天銀行が利用状況で発行の要否を判断し、自分から申請することもできない
- なくしたらカスタマーセンターに電話して再発行(1,100円・1〜2週間)。届くまでカード認証が必要な操作はできない
- 表のすべての文字を入力させる画面は偽物。楽天銀行は2マスしか聞かない
この記事では、セキュリティカードの仕組み、使う場面と使わない場面、届く人の条件、使い方と認証に失敗する原因、紛失時の再発行手順、廃止や別の認証方法にできるかまでまとめて解説します。
💳 楽天銀行のセキュリティカードとは?|本人確認用の「乱数表」
セキュリティカードは、楽天銀行が口座ごとに発行する本人確認専用のカードです。
キャッシュカードのようにATMで使うものではなく、お金を引き出すこともできません。
裏面には人によって異なる英数字が「A-1」「B-3」のようなマス目に並んでいて、取引画面で指定された場所の文字を入力することで「本人がカードを持っている」ことを確認します。

ログインIDとパスワードが盗まれても、手元のカードがなければ重要な操作ができない、という二段構えの仕組みです。
- 画面に「A-1」「C-4」のように2か所のマス目が指定され、色がつく
- カード裏面の該当マスの英数字を確認して、2つとも入力する
- 英字は大文字・小文字を区別する。指定されるマスは取引ごとに変わる
発行手数料は無料で、原則として口座開設時の「Thank youレター」に同封されて届きます。
🕐 セキュリティカードはいつ使う?|必要になる操作と使わない操作
「届いたけど一度も使ったことがない」という人が多いのは、使う場面がかなり限られているからです。
| 操作 | セキュリティカード |
|---|---|
| 住所・氏名など登録情報の変更 | 使う(システムが必要と判断した場合) |
| ログインパスワードの再設定 | 使う(暗証番号や楽天銀行アプリで代替できる場合あり) |
| ワンタイム認証用メールアドレスの変更 | 使う |
| 振込限度額などセキュリティ設定の変更 | 使う |
| ふだんの振込・支払い | 使わない(メールで届くワンタイムキーで認証) |
| 残高照会・入出金明細の確認 | 使わない |
| ATMでの入出金・デビット決済 | 使わない(キャッシュカードと暗証番号) |
公式サイトの説明では「セキュリティ上必要と判断された場合に実施」とされていて、すべての取引で求められるわけではありません。
ふだんの振込は「ワンタイムキー」というメールで届く使い捨てパスワードで認証するので、セキュリティカードを毎日持ち歩く必要はないわけです。
振込のときの認証やワンタイムキーの流れは、次の記事で解説しています。
📬 セキュリティカードは誰に届く?|届かない人がいる理由
ここが一番誤解されているところです。
セキュリティカードは全員に発行されるものではなく、楽天銀行が利用条件や状況に応じて発行の要否を判断しています。
- 発行の要否は楽天銀行が判断する。必要ないと判断された人には発行されず、その人はカード認証も求められない
- 発行対象になると登録メールアドレスに連絡があり、ログイン後のメッセージボックスにも通知が残る
- 自分から「送ってほしい」と申請することはできない(友人に届いていて自分に届いていなくても、それが正常)
- これまで使っていなかったのに突然届くこともある。利用状況が変わって「必要」と判断されたケース
- 個人口座と個人ビジネス口座の両方を持っていると2枚届くことがある。カード番号の下1桁「P」が個人口座用、「B」がビジネス口座用
つまり「届いていない=何か手続きが漏れている」ではありません。
ただし、カード認証を求められているのに手元に届いていない場合は話が別です。
登録住所が古くて郵便が戻っている可能性があるので、登録情報の住所を確認して、必要なら住所変更をしたうえでカスタマーセンターに連絡してください。
なお、住所確認ができない人は口座の利用が止められていることもあります。
📱 セキュリティカードの使い方|認証に失敗する4つの原因
使い方自体は簡単で、画面の指示どおりに2つのマスの文字を入力するだけです。
- 取引画面に「A-1」「C-4」のような2つの位置が表示される(マス目に色がつく)
- カード裏面の該当マスの英数字を確認する
- 2つの英数字を入力して「認証する」。大文字・小文字を正確に
それでも「正しく入れているのに通らない」ときは、次の4つを疑ってください。
- 大文字・小文字の間違い。「b」と「B」は別の文字として扱われる
- 別のカードを見ている。個人口座用(P)とビジネス口座用(B)、再発行前の古いカードなど、複数枚あるときに起きやすい
- 一時停止になっている。一定回数間違えると認証が一時的に止まる。しばらく時間を置いてから、入力方法を確認して再挑戦する
- 停止になっている。一時停止が続くと「セキュリティカード認証によるお取引を停止させていただきます」のメッセージとメールが届く。この場合はカスタマーセンターに連絡しないと解除されない
表の全部を入力させる画面が出たら、フィッシング(偽サイト)です。
入力せずに画面を閉じ、正規のアプリや公式サイトからログインし直してください。
🔄 セキュリティカードをなくした・盗まれたときの再発行手順
セキュリティカードは自分でWebから再発行できず、カスタマーセンターへの電話で手続きします。

- 普通預金の残高が1,100円以上あることを確認する(再発行手数料が口座から引き落とされるため)
- 楽天銀行カスタマーセンターに連絡して再発行を依頼する
- 登録住所に郵送で届くまで1〜2週間待つ。届いたら古いカードは無効になっているので破棄する
- 再発行手数料は1,100円(税込)。発行時は無料だが、再発行は有料
- 届くまでの間、セキュリティカード認証が必要な操作はできない。振込や残高確認など、カードを使わない操作は通常どおり
- 再発行後になくしたはずのカードが見つかっても、古いカードは使えない。自分で破棄する
- 口座を解約したあとにカードが届いた場合も、使えないので破棄する
盗まれた可能性があるときは、セキュリティカードだけでなくログインパスワードも変えておくと安心です。
キャッシュカードやデビットカードを一緒になくした場合は、そちらは24時間いつでもアプリから停止できます。
❌ セキュリティカードは廃止・不要にできる?|別の認証方法に変えられるか
「持ち歩きたくないので別の認証にしてほしい」という質問に対して、楽天銀行の公式FAQは「安全性確保のために導入したのでご理解を」と回答しています。
つまり、発行された人が自分の希望でセキュリティカードをやめることはできません。
ただし、次の2点は知っておくと気が楽になります。
- そもそも使う場面が少ない。ふだんの振込や支払いはワンタイムキーで済むので、カードは自宅に保管しておけばいい
- カードが発行されていない人は、別の方法で本人確認される。たとえばログインパスワードの再設定は、暗証番号や楽天銀行アプリ(生体認証ログインができる人)でも認証できる
セキュリティカードは「持ち歩くカード」ではなく「自宅で保管しておく鍵」と考えると、扱いに迷いません。
🔒 セキュリティカードの安全な保管のしかた
最後に、届いたカードをどう扱うかです。
- 財布には入れず、自宅の決まった場所に保管する。外出先で必要になる操作はほぼない
- 表の写真をスマホに保存しない。スマホごと盗まれると二段構えの意味がなくなる
- 全マス入力を求めるメールやサイトには応じない。楽天銀行が聞くのは毎回2マスだけ
- 引っ越したら先に登録住所を変更する。再発行や新規発行の郵便は登録住所にしか届かない
まだ楽天銀行の口座を持っていない方は、口座開設のときにThank youレターと一緒に届く(発行対象の場合)ので、届いたら捨てずに保管しておきましょう。
💭 楽天銀行のセキュリティカードでよくある質問
楽天銀行が利用状況に応じて発行の要否を判断していて、必要ないと判断された人には発行されず、カード認証も求められません。
カード認証を求められているのに届いていない場合だけ、登録住所を確認のうえカスタマーセンターに連絡してください。
ふだんの振込はメールで届くワンタイムキーで認証します。
セキュリティカードを使うのは、登録情報の変更やパスワード再設定、振込限度額の変更など、システムが必要と判断した重要な操作のときです。
手数料は普通預金から引き落とされるので、残高が1,100円以上あることを確認してからカスタマーセンターに連絡してください。
再発行した時点で古いカードは無効になっているので、見つかったカードは自分で破棄してください。
カード番号の下1桁が「P」なら個人口座用、「B」なら個人ビジネス口座用で、使える口座が違うので間違えないようにしてください。
しばらく時間を置いてから入力方法を確認して再挑戦し、「停止」のメッセージが出ている場合はカスタマーセンターに連絡してください。
✅️ まとめ:セキュリティカードは「自宅で保管する鍵」、届かなくても手続きは不要
楽天銀行のセキュリティカードのポイントを整理します。
- セキュリティカードは本人確認用の乱数表。画面で指定された2マスの英数字を入力する(大文字・小文字を区別)
- 使うのは登録情報の変更・パスワード再設定・振込限度額の変更など。ふだんの振込はワンタイムキー
- 発行は楽天銀行が判断し、自分から申請はできない。届かなくても認証を求められなければ問題なし
- なくしたら残高1,100円以上を確認してカスタマーセンターへ。再発行1,100円・1〜2週間・古いカードは無効
- 全マス入力を求める画面は偽物。カードは財布に入れず自宅で保管する
楽天銀行のセキュリティは、セキュリティカードのほかにワンタイムキー・合言葉・ログイン制限など何重にもなっています。
まだ口座を持っていない方は、開設したらこれらの設定を最初に済ませておきましょう。
口座開設の流れと、開設後に届く郵便物の中身は次の記事にまとめています。
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