

・あと1店のために1,000円の商品を買うのはアリ?
・いくらまでなら「調整買い」していいの?
結論からお伝えすると、買い回りそのものは無駄ではありません。
無駄になるのは、「店数を増やすためだけの買い物」をしたときだけです。
その線引きは、たった1つの式でわかります——「あと1店で増えるポイント = 合計金額の1%」。
この記事では、この式の理由と「あと1店を買っていい上限」「上限7,000ptに届く金額」の2つの早見表を使って、損しない買い回りの判断基準をまとめました。
📝 この記事の結論
✅ 買い回りは無駄じゃない。無駄なのは「合計の1%」を超える店数稼ぎだけ。
✅ あと1店を買っていい上限は「合計金額×1%」(合計3万円なら300円まで)。
✅ いらない1,000円の商品で店数を稼いで得になるのは、合計が約94,000円を超える人だけ。
✅ 10店そろえると合計約77,800円で上限7,000ptに到達。そこから先は何店増やしても1ptも増えない。
✅ 「どうせ買う物」で店数を増やすのは、上限に届いていないかぎりいつでも得。
✅ 買い回りは無駄じゃない。無駄なのは「店数のためだけの買い物」
買い回り(お買い物マラソン・スーパーSALE)は、1,000円以上買ったショップの数だけ、期間中の買い物全体の倍率が上がる仕組みです。
2店で2倍、3店で3倍と増えて、最大10倍になります。
ただし、通常の1倍分はもともと付くポイントなので、買い回りで上乗せされるのは「店数−1」倍です。
つまり、1店増えるごとに、合計金額の1%分のポイントが増えるということです。
この「1店=合計の1%」が、無駄かどうかを決める物差しになります。
- 1ショップで1,000円(税込)以上買うと1店(送料は含めず・クーポンを使ったあとの金額)
- 同じショップで何回買っても1店(金額は合わせて数える)
- 倍率は2店で2倍、3店で3倍…と上がり、最大10倍(11店以上でも10倍)
- 特典ポイントの上限は7,000ポイント(期間限定ポイント)
- 特典ポイントは税抜・送料別・クーポン適用後の金額に対して付く
- エントリーは期間中に1回でOK(エントリー前の買い物も対象)
- 楽天ふるさと納税の寄付は、2025年10月1日から原則としてポイントの対象外
※楽天市場「お買い物マラソン」キャンペーンページ(2026年10月14日確認)より。上限やルールは開催回ごとに変わることがあるので、毎回キャンペーンページで確かめてください
どうせ買い回るなら、エントリーだけは先に済ませておきましょう。
💰 損益分岐点は「合計の1%」|あと1店を買っていい上限の早見表
あと1店増やして得られるのは、合計金額の1%分だけです。
だから、店数のためだけに買う商品の値段が「合計×1%」を超えたら、その時点で損になります。
あと1店で増えるポイント = 期間中の合計金額 × 1%
→ 店数稼ぎで買っていいのは、この金額まで
たとえば合計30,000円なら、1店追加で増えるのは約300円分です。
そこに「買い回りのための1,000円の不要品」を買うと、700円の払い損になります。

早見表①:合計金額別「あと1店のために買っていい上限」
| 期間中の合計金額 | あと1店で増える分 | 店数稼ぎで買っていい上限 |
| 10,000円 | 約100pt | 100円まで(実質ムリ) |
| 30,000円 | 約300pt | 300円まで(1,000円の調整は損) |
| 50,000円 | 約500pt | 500円まで |
| 70,000円 | 約700pt | 700円まで |
| 100,000円 | 約1,000pt | 1,000円まで(ここで初めて1,000円が成立) |
※「あと1店で増える分」=合計金額×1%。特典ポイントは税抜の金額で計算されるので、実際はこれより1割ほど少なくなります。SPUや5と0のつく日の分は入れていません。上限7,000ptに届いているときは増えません
「とりあえず1,000円ポッキリ」が割に合うのは、合計10万円クラスで買う人だけ——これがこの記事の本質です。
早見表②:いらない1,000円の商品で「7店目」にしたときの損得
もう少し正確に計算すると、追加した1,000円の商品そのものにも買い回りの倍率が付きます。
いま6店で、使う予定のない1,000円の商品を買って7店目にすると、こうなります。
| いまの合計(6店) | 増えるポイント | 1,000円払った差し引き |
| 10,000円 | 100+60=160pt | 840円の損 |
| 30,000円 | 300+60=360pt | 640円の損 |
| 50,000円 | 500+60=560pt | 440円の損 |
| 70,000円 | 700+60=760pt | 240円の損 |
| 94,000円 | 940+60=1,000pt | ちょうどトントン |
| 100,000円 | 1,000+60=1,060pt | 60円の得 |
※「増えるポイント」=いまの合計×1%(7店目になって全体に+1倍)+追加の1,000円×6%(7店=+6倍が追加分にも付く)。SPUや5と0のつく日の分は入れていません。特典ポイントは税抜の金額で計算されるので、実際はこれより少し不利になります。上限に届いているときは増えません
使う予定のない物なら、合計10万円でもほぼトントンです。
「いらない物を買って得をする」場面は、ほぼ存在しないと考えてください。
「どうせ買う物」なら、この計算は要らない
ここまでの損得は、すべて「使う予定のない商品」を買った場合の話です。
洗剤・ティッシュ・飲料のように、マラソンでなくても近いうちに買う物なら、払った1,000円は無駄ではありません。
その場合、店数が1つ増えた分の「合計×1%」はまるごと得になります。
つまり「調整買い」で損するかどうかは、値段ではなく「それをどうせ買うかどうか」で決まるのです。
毎回買ってる定番は買い回りおすすめ厳選50、1,000円前後の調整向きアイテムは楽天の1,000円おすすめまとめが参考になります
⚠️ 上限7,000ptに届く金額の早見表|ここから先は店数を増やしても増えない
買い回りの特典ポイントには、開催回ごとの上限(基本7,000pt)があります。
上限に届いたあとは、店数を増やしても、買い物を増やしても1ptも増えません。
つまり上限に届いた瞬間から、損益分岐点は「0円」になります。
店数稼ぎの追加購入は、金額にかかわらず全額が無駄です。
早見表③:店数別「上限7,000ptに届く合計金額」
買い回りで増える分は「合計×(店数−1)%」なので、上限7,000ptに届く合計金額は店数で決まります。
| 店数 | 買い回りで増える倍率 | 上限7,000ptに届く合計金額(目安) |
| 3店 | +2倍 | 約350,000円 |
| 5店 | +4倍 | 約175,000円 |
| 6店 | +5倍 | 約140,000円 |
| 7店 | +6倍 | 約116,700円 |
| 8店 | +7倍 | 約100,000円 |
| 9店 | +8倍 | 約87,500円 |
| 10店 | +9倍 | 約77,800円 |
※7,000pt÷増える倍率で計算した目安。特典ポイントは税抜の金額で計算されるので、税込の支払額では1割ほど大きい金額で届きます。対象にならない商品があると少しずれます。SPUや5と0のつく日の分は入れていません。上限は開催回で変わることがあります
10店そろえて合計8万円近く買う人は、それ以上の買い物は買い回りの上乗せが付かないことを覚えておきましょう。
大きな買い物が控えているときは、次のマラソンに分けたほうが得になることもあります。
高い商品が1つ入るだけで、上限を超えるキャンペーンやサービスが出てくることがあります。
そのため、できるだけ1か月5万円以内を目安に買い物しています。
上限までの残りは上限到達ラインの自動チェックツールで一発確認、今回の上限額(基本7,000pt・回により5,000/10,000pt)は買い回りポイント上限の完全ガイド、スーパーセール回の上限はスパセ×マラソンの上限まとめをどうぞ
🔍 「無駄だった…」になる3つのパターン
買い回りで損する人のパターンは、ほぼこの3つに集約されます。
- 「1,000円の商品を探すこと」自体が目的になる(本来いらない買い物)
- 合計金額が小さいのに店数だけ増やす(追加1%の価値が小さい)
- ポイント上限に気づかず回り続ける(到達後は1ptも増えない)
買い回りは「店数を増やすゲーム」に見えますが、損得を決めるのは合計金額と上限です。
迷ったら「合計×1%」に立ち返るのがいちばん安全です。
✅ 買う前の4つのチェック|あと1店、買っていい?
「あと1店で+1倍…買うべき?」と迷ったら、この4つを確認してください。
- その商品、マラソンじゃなくても買う?(YESなら値段を気にせず買ってOK)
- NOなら、値段は「合計×1%」以下?(早見表①で確認)
- 買い回りポイントの上限に近づいていない?(早見表③で確認)
- 合計が小さいなら、店数より「必要な買い物」を優先できている?
全部YESなら買ってOKです。
1つでもNOなら、その1店は見送るのが正解です。
いま何ポイント貯まる予定かは獲得予定ポイントの確認方法【スマホ/PC】、SPUまで含めた自動計算は楽天ポイント計算シミュレーターが便利です
💡 損しない人の買い方|店数は「増やす」ではなく「まとめる」
買い回りが上手い人は、店数を「増やす」のではなく、必要な買い物を「まとめる」のが基本です。
- 本命(高額品)+消耗品で自然に店数を増やす
- 定期的に買う日用品(洗剤・ティッシュ・ベビー用品など)をマラソンに寄せる
- ふだんから「買う候補」をお気に入りに貯めておく
- 最後の1〜2店は「必要な調整」だけ(無理に10店を狙わない)
- 迷うなら回らない(機会損失より無駄買いの損のほうが大きい)
調整に使うなら、日用品・飲料・ベビー用品など「どうせ買うもの」が鉄板です。
❓ よくある質問(FAQ)
数えられません。
1ショップで1,000円(税込)以上が条件で、送料は含めず、クーポンを使ったあとの金額で判定されます。
同じショップで2回に分けて買った場合は、合計で1,000円以上なら1店です。
稼げません。
楽天ふるさと納税の寄付は、2025年10月1日から原則としてポイント付与の対象外になりました。
寄付そのもののお得さ(返礼品・税金の控除)は変わらないので、店数とは切り離して考えましょう。
「どうせ使う物」なら、いつでもアリです。
使う予定のない物なら、合計が約94,000円を超えないかぎり損になります。
迷ったら「追加1店の価値=合計×1%」以下に収まるかどうかで判断してください。
人によります。
無理に10店を目指す必要はなく、必要な買い物の範囲で自然に増やすのが安全です。
6店で終わっても6店分の+5倍はちゃんと付きます。
詳しくは分け買い・1店舗だけでも損しない理由をどうぞ。
入っていません。
SPUや5と0のつく日のポイントは、買い回りとは別に付くので、実際にもらえるポイントはこの記事の数字より多くなります。
ただし「あと1店で増えるのは合計の1%」という買い回りの損得は、SPUが何倍でも変わりません。
同じです。
買い回りの仕組みも1%ルールも共通です。
ただし開催回ごとに上限や併用キャンペーンが変わるため、エントリーと上限だけは毎回確認してください。
「どうせ買うもの」をまとめる人にとっては、楽天で最高クラスにお得な仕組みです。
お得な理由と損する5つのケースはお買い物マラソンは本当にお得なのか?で詳しく解説しています。
🏁 まとめ:迷ったら「合計×1%」と「上限」だけ見ればいい
買い回りは「やるほど得」ではなく、「必要な買い物をまとめるほど得」です。
- 期間中の合計金額を確認する(上限7,000ptに届いていたら、ここで終わり)
- 合計×1%(あと1店の価値)を計算する
- 店数のために買う物がそれを超えるなら回らない/どうせ買う物なら値段を気にせず回ってOK
このルールさえ守れば、買い回りで「無駄だった…」と後悔することはなくなります。
必要な買い物をリスト化して、次のマラソンでスマートに回りましょう。




