
・マイそくやマイピタから楽天モバイルに乗り換えると、毎月いくら変わる?
・乗り換えの手順や違約金、SIMカードの返却はどうなる?
mineoは、データの量で選ぶ「マイピタ」と、速度で選んで使い放題の「マイそく」がある格安SIMです。
結論からいうと、電話をあまりかけず、毎月のデータ量がだいたい決まっている人はmineo、電話をよくかける人や、月によってデータを50GB以上使う人は楽天モバイルのほうが安くなります。
分かれ目は「通話の時間」と「データを使いすぎる月があるか」の2つです。
この記事では、両社の公式ページの料金をもとに、使い方ごとにどっちが安いかを早見表で比べ、mineoから楽天モバイルへ乗り換える手順と違約金・SIMカードの返却もまとめます。
- 電話が少なく、データが毎月5〜50GBで決まっている:mineo(マイピタ)のほうが安いか同じ
- 速度が遅くてもよい:使い放題のマイそくがいちばん安い
- 電話をよくかける:Rakuten Linkで国内通話が無料になる楽天モバイルのほうが安い
- データが3GB以下の月が多い・50GBをこえる月がある:使った量で料金が決まる楽天モバイルが有利
- 乗り換え:mineoはMNPワンストップに対応。解約精算金・MNP転出手数料はかからない(ドコモ回線のSIMカードだけ返却が必要)
📊 mineoと楽天モバイルの料金のしくみ
まずは、両社の料金のしくみのちがいを押さえておきましょう。
楽天モバイルは、使ったデータの量で料金が自動で変わるプランが1つだけです。
いっぽうmineoは、データの量を選ぶ「マイピタ」と、速度を選ぶ「マイそく」の2つがあります。
- 楽天モバイル(Rakuten最強プラン):3GBまで・20GBまで・無制限の3段階。Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料
- mineo(マイピタ):3GB・7GB・15GB・30GB・50GBの5つから選ぶ。使い切ったあとは最大200kbpsになる
- mineo(マイそく):最大速度を選んで、データは使い放題。ただし平日の12時台は速度がぐっと落ちる
mineoと楽天モバイルの料金の比較表
| 楽天モバイル | mineo(音声通話つき) | |
|---|---|---|
| データの量で選ぶ(税込) | 3GBまで1,078円 20GBまで2,178円 無制限3,278円 |
マイピタ 3GB 1,298円/7GB 1,518円 15GB 1,958円/30GB 2,178円 50GB 2,948円 |
| 速度で選ぶ(税込) | なし | マイそく(データ使い放題) プレミアム(最大5Mbps)2,200円 スタンダード(最大1.5Mbps)990円 ライト(最大300kbps)660円 |
| ふつうの通話料 | Rakuten Linkなら無料 それ以外は30秒22円 |
30秒22円 |
| かけ放題にすると | 追加料金なし(Rakuten Link) | 10分かけ放題+550円 時間無制限かけ放題+1,210円 |
| 回線 | 楽天の自社回線+パートナー回線 | au・ドコモ・ソフトバンクの回線から選ぶ(Aプラン・Dプラン・Sプラン) |
※2026年10月時点。楽天モバイルは最強家族割を使わないとき、mineoはキャンペーンの割引を入れないときの金額
音声通話つきのマイピタは、3GB・7GBのコースに「パケット放題 1Mbps」、15GB・30GB・50GBのコースに「パケット放題 3Mbps」が無料で付きます(別に申し込みが必要)。
オンにしているあいだはデータの残りが減らず、その速度までで使い放題になるので、動画を高画質で見ない人なら、少なめのコースでも足りることがあります。
💰 mineoと楽天モバイルはどっちが安い?使い方別に比べた
上の料金をもとに、よくある使い方ごとに毎月の料金を比べました。

| 使い方 | 楽天モバイル | mineo | 安いのは |
|---|---|---|---|
| データ3GBまで・電話はほぼしない | 1,078円 | 1,298円(マイピタ3GB) | 楽天モバイル |
| メールやLINEが中心で、速度は遅くてよい | 1,078円〜 | 990円(マイそくスタンダード) 660円(マイそくライト) |
mineo |
| データ5GB・電話はほぼしない | 2,178円 | 1,518円(マイピタ7GB) | mineo |
| データ10GB・電話はほぼしない | 2,178円 | 1,958円(マイピタ15GB) | mineo(220円安い) |
| データ20GB・電話はほぼしない | 2,178円 | 2,178円(マイピタ30GB) | 同じ |
| データ30GB・電話はほぼしない | 3,278円 | 2,178円(マイピタ30GB) | mineo |
| データ50GB・電話はほぼしない | 3,278円 | 2,948円(マイピタ50GB) | mineo(330円安い) |
| データ50GBをこえる月がある | 3,278円(無制限) | 50GBをこえると最大200kbps | 楽天モバイル |
| データ10GB・10分以内の電話をよくする | 2,178円 | 2,508円(15GB+10分かけ放題) | 楽天モバイル |
| データ5GB・長電話もする | 2,178円 | 2,728円(7GB+時間無制限かけ放題) | 楽天モバイル |
※上の比較表の料金からの計算。どちらも税込で、通話料そのもの(30秒ごとの料金)は入れていません
表を見ると、電話をあまりかけない人は、データ5〜50GBならmineoのほうが安いか同じです。とくに5GB前後と30GB前後の人は、毎月600〜1,100円ほどの差があります。
いっぽう、電話をよくかける人は、楽天モバイルのほうが安くなります。mineoはかけ放題のオプションを付けるぶん料金が上がりますが、楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使えば追加料金なしで国内通話がかけ放題だからです。
データが3GB以下の月が多い人や、50GBをこえる月がある人も、使った量で料金が決まる楽天モバイルのほうがむだがありません。
通話料が毎月500円をこえている人や、データが月によって大きくばらつく人は、楽天モバイルに乗り換えると安くなる見込みが大きいです。
▼ 3段階の料金とRakuten Linkの無料通話を確かめる ▼
楽天モバイルの料金プランのくわしい中身は、こちらでまとめています。
🐢 マイそくで足りる人・楽天モバイルの無制限が要る人
マイそくは安いぶん、使い方によっては不便に感じることがあります。
- 平日の12時台は遅くなる:月曜〜金曜(祝日もふくむ)の12時台は、最大32kbps(プレミアムは最大200kbps)になります。お昼休みにスマホで動画やSNSを見る人には向きません
- 3日間で10GB以上使うと制限:直近3日間で10GB以上使うと、最大32kbpsに制限されることがあります
- 一時的に速くするなら:24時間データ使い放題(1回198円)を付ければ、そのあいだは制限なく使えます
※電話(090・080・070・060で始まる番号への音声通話)は、平日12時台の速度制限の対象外です
マイそくで足りるのは、「家ではWi-Fi、外ではメール・LINE・地図くらい」の人です。
外でも動画やテザリングをよく使う人や、お昼休みにスマホをよく使う人は、速度を気にせず使える楽天モバイルのほうが向いています。
📶 料金以外のちがい|回線・通話・使い切ったあと
料金だけでなく、使い勝手のちがいも比べておきましょう。
- 回線:mineoはau・ドコモ・ソフトバンクの回線から選べます。楽天モバイルは楽天の自社回線と、パートナー回線を使います
- 通話:楽天モバイルの無料通話はRakuten Linkアプリでかけたときだけ。スマホにもとから入っている電話アプリでかけると30秒22円かかります
- 無料にならない番号:Rakuten Linkでも、0570などで始まる番号や一部の特番は無料の対象外です
- 使い切ったあと:mineoのマイピタは、選んだ容量を使い切ると最大200kbpsになります。楽天モバイルは使った量で料金が上がるだけで、速度は落ちません
- ポイント:楽天モバイルは、楽天市場の買い物のポイント(SPU)が上がるなど、楽天のサービスとの相性がよいです
いつもの電話アプリでかけると、mineoと同じ30秒22円かかるので、Rakuten Linkをホーム画面の目立つ場所に置いておきましょう。
楽天モバイルの弱いところは、こちらで正直にまとめています。
🙋 mineoと楽天モバイル、それぞれ向いている人
| 楽天モバイルが向いている人 | mineoのままが向いている人 |
|---|---|
| 電話をよくかける(とくに長電話) | 電話はほとんどしない |
| データが3GB以下の月と多い月がある | データは毎月5〜50GBで、だいたい決まった量 |
| 50GBをこえて使う月がある・お昼にもスマホをよく使う | 速度は遅くてよいので、とにかく安くしたい(マイそく) |
| 楽天市場や楽天カードをよく使う | au・ドコモ・ソフトバンクの回線で使いたい |
楽天市場をよく使う人なら、楽天モバイルの契約で楽天市場のポイントが上がるぶんも、実質の値下げになります。
mineoをすぐにやめず、2台目のスマホやサブ回線として両方を使い分ける方法もあります。
通話料は、ほとんどの月で0円です。
データは月3〜5GBほどですが、楽天モバイルのギガ割引クーポンも使って、料金は毎月900円台に収まっています。
さらに楽天市場で毎月5万円ほど買い物するので、SPUの+4倍で毎月1,000〜2,000ポイントもらえています。
スマホ代より、もらえるポイントのほうが多い月がほとんどです。
🔄 mineoから楽天モバイルへ乗り換える手順
mineoから楽天モバイルに乗り換えるときは、電話番号をそのまま使う「乗り換え(MNP)」で申し込みます。

mineoはMNPワンストップに対応しているので、楽天モバイルのWebで申し込めば、mineoでMNP予約番号を取る必要はありません。
- 楽天モバイルのキャンペーンページで、先にエントリーする
- 楽天モバイルのWebで申し込み、電話番号の選び方で「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を選ぶ
- my 楽天モバイルの「申し込み履歴」から電話番号の引き継ぎを申請し、案内にそってmineo側の転出の手続きをする
- SIMカードが届いたら(eSIMなら届くのを待たずに)「MNP転入を開始する」から転入の手続きをする
- Rakuten Linkアプリを入れて、10秒以上の通話をする
乗り換えの前に知っておきたい4つの注意
- 先にMNP予約番号を取ったらワンストップは使えない:その場合は予約番号で申し込みます。予約番号はmineoのマイページから無料で発行でき、有効期限は発行日をふくめて15日間です
- 開通は夜9時までに:転入の手続きは9時〜21時なら当日中、21時をすぎると翌朝9時以降の開通になります
- mineoのメールアドレスは使えなくなる:mineoのメールアドレスを登録しているサービスがあれば、先に変えておきましょう
- シングルタイプ(データだけ)は対象外:電話番号のないシングルタイプは、MNPで移すことはできません
mineoの違約金・SIMカードの返却
mineoは、解約精算金も最低利用期間もなく、MNP転出手数料もかからないと公式に書かれています。いつ乗り換えても、mineo側の違約金を気にする必要はありません。
SIMカードの返却は、使っている回線で変わります。
| mineoのプラン | SIMカードの返却 |
|---|---|
| ドコモ回線(Dプラン) | 必要。封筒に入れて普通郵便で送る(送料は自分で負担) |
| au回線(Aプラン)・ソフトバンク回線(Sプラン) | 不要。自分で処分する |
※返却先の住所は、mineoの公式のページで確かめてください
乗り換えでいちばん不安だったのは、ドコモのメールアドレスが使えなくなることでした。
思い切ってGmailに変えてみたら、困ることはありませんでした。
mineoのメールアドレスを使っている人も、乗り換えの前にほかのメールに変えておくと安心です。
楽天モバイルに乗り換えるともらえるポイント
楽天モバイルに初めて申し込み、他社から電話番号そのままで乗り換えると、「楽天モバイル初めてお申し込みキャンペーン」でポイントがもらえます。
- 申し込む前にエントリーが必要(Webで申し込むなら、エントリーと同じ月に申し込む)
- 申し込みの翌月末までに、Rakuten Linkアプリで10秒以上の通話をする
- ポイントは数回に分けて届き、通知から自分で受け取る
- もらえるのは期間限定ポイント
※ポイント数や条件は変わることがあるので、申し込む前にキャンペーンページで確かめてください
▼ 申し込む前にエントリー ▼
ほかのキャンペーンとの組み合わせ方は、こちらで見られます。
❓ mineoと楽天モバイルのよくある質問
📝 まとめ|電話が少なくデータ量が決まっているならmineo、通話が多いなら楽天モバイル
- 電話をあまりかけず、データが毎月5〜50GBで決まっているなら、mineoのマイピタが安いか同じ
- 速度が遅くてよいなら、使い放題のマイそくがいちばん安い(平日12時台は遅くなる)
- 電話をよくかけるなら、Rakuten Linkで通話が無料の楽天モバイルのほうが安い
- 3GB以下の月が多い・50GBをこえる月があるなら、使った量で決まる楽天モバイル
- 乗り換えはMNPワンストップで予約番号は要らない。違約金なし、ドコモ回線のSIMカードだけ返却
電話をよくかける人や、楽天市場をよく使う人は、楽天モバイルの料金を一度確かめてみましょう。
▼ Rakuten Linkで国内通話が無料 ▼




