
「楽天モバイルって、通話が無料なんでしょ?」
「なのに、請求が来たんだけど…」
そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?
確かに楽天モバイルは通話料無料をウリにしていますが、それはあくまで条件付き。
とくに公式アプリ「Rakuten Link」を正しく使わないと、知らないうちに通話料金が発生してしまうことも…。
この記事では、楽天モバイルで通話料が発生する代表的なケースと、その対策をわかりやすく解説します。
仕組みを理解しておけば、ムダな課金は今日からゼロにできますよ!
目次
楽天モバイルで通話料が無料じゃない?代表的な3つのケース
「楽天モバイルは通話無料って聞いたのに、請求が来た…」そんなときは、次の3パターンのいずれかに当てはまっていることがほとんどです。
仕組みを理解しておけばムダな課金を防げます。
標準電話アプリから発信してしまった
楽天モバイルの国内通話無料は「Rakuten Link」アプリ経由が大前提です。
iPhone・Androidともに、つい純正の電話アプリから発信してしまうと通常の通話料金(例:22円/30秒)がかかります。
発信履歴が標準アプリ側だけに残っているときは、通話料無料じゃない可能性が高いです。
明細と照らし合わせて、次回からの使い方を見直しましょう。
国際電話は無料じゃない?Rakuten Link利用時の注意点
「Rakuten Link」アプリを使えば、国内通話は基本的に無料ですが、国際電話は発信方法や相手の通話アプリによって料金がかかる場合があります。
とくに注意したいのは、「日本から海外にかける」「海外から海外にかける」ケース。
以下の表で整理しました。
発信元と宛先 | 相手がRakuten Linkを使用 | 相手が通常の電話回線 |
---|---|---|
日本 → 海外 | 無料 | 有料(従量課金) |
海外 → 日本 | 無料 | 無料 |
海外 → 海外 | ― | 有料(従量課金) |
通話料は国や地域によって異なりますが、30〜200円/30秒程度が目安です。
詳しくは楽天モバイル公式の国際通話の料金一覧をご確認ください。
Rakuten Linkでも有料になる「無料対象外番号」に注意
Rakuten Linkを使っていても、一部の電話番号は無料通話の対象外です。
特に以下のような番号にかけると、通話料が発生します。
- 0570(ナビダイヤル)
- 3桁の特番(171/188など)
- 0570(ナビダイヤル)は有料と覚えておくのが安心
- 企業への問い合わせは、メール・チャット・公式LINEなどの代替手段をまず探す
- どうしても電話が必要なときは、通話時間を短く・要点を整理してから発信
「この番号って無料なの?」と迷ったら、楽天モバイル公式の一覧ページをチェックしてみましょう。
▶ Rakuten Linkで無料にならない番号一覧(公式FAQ)
楽天モバイルの通話料を無料にする「Rakuten Link」とは?
楽天モバイルで国内通話を無料にするカギが、公式アプリ「Rakuten Link」です。
このパートでは、無料になる条件や標準電話アプリとの違い、対応端末や通信量についてわかりやすく解説します。
Rakuten Linkで無料になる通話の条件
基本ルールは、「Rakuten Linkアプリから発信・着信した国内通話は無料」です。
ただし、すべての番号が対象ではない点に注意しましょう。
- Rakuten Linkから発信・着信した日本国内の通話
- 相手が携帯・固定・他社回線でもOK
- SMSもRakuten Linkアプリ内の「メッセージ機能」なら無料(通常SMSは有料)
▶ Rakuten Linkの特徴・対応端末一覧を見る(公式)
標準電話アプリとの違いをチェック!
スマホの標準電話アプリとRakuten Linkは、通話の仕組みや料金体系が異なります。
以下の表で主な違いを比較してみましょう。
項目 | Rakuten Link | 標準電話アプリ |
---|---|---|
通話料金 | 国内通話は無料(一部番号除く) | 有料(例:22円/30秒) |
発信方法 | Rakuten Linkアプリの通話ボタン | スマホ標準の電話アイコン |
通話方式 | データ通信(IP通話) | 音声回線(回線交換方式) |
音声品質 | Wi‑Fi/通信環境によって変動 | 比較的安定した品質 |
対応番号 | 一部の特番(0570など)は非対応 | すべての番号に発信可(有料) |
通話履歴 | Rakuten Link内・標準アプリの両方に記録 | 標準アプリのみ |
SMS | アプリ内メッセージ機能なら無料 | 1通ごとに料金が発生 |
データ通信量 | 数百KB〜数MB/分(Wi‑Fiも利用可) | データ通信は不要 |
💡発信前にアプリを確認する習慣をつけることで、うっかり課金を防げます。
特にiPhoneユーザーは、標準アプリで発信してしまわないよう注意が必要です。
iPhoneでも使える?対応端末と注意点
Rakuten Linkは、iPhoneでもAndroidでも利用できますが、いくつか注意点があります。
- iPhone/Androidともにインストール&ログインで利用OK
- iPhoneでは標準アプリが優先されるため、Rakuten Linkからの発信を意識する必要あり
- 古いOSや一部のSIMフリー端末では、機能制限がある場合も
→ 常に最新のOSとRakuten Linkアプリを使いましょう。
通話で使う通信量とWi‑Fi利用について
Rakuten Linkはデータ通信(IP通話)を使いますが、通信量はそれほど多くありません。
- 通話1分あたりの通信量は数百KB〜数MBが目安
- Wi‑Fi接続中でも問題なく利用可能
- 自宅やオフィスではWi‑Fi接続で通信量ゼロに
このように、「Rakuten Link」を正しく使えば、楽天モバイルの通話料はほぼ無料に抑えることができます。
発信前のアプリ確認と、特番・ナビダイヤルへの注意を忘れずに!
Rakuten Linkアプリの使い方|インストール〜無料通話の確認まで
ここでは、Rakuten Linkのインストール方法から初期設定、そして「ちゃんと無料通話になっているか?」を確認するポイントまでを、わかりやすくご紹介します。
ステップ①:アプリのインストールと初期設定
以下の手順に沿って進めれば、すぐに無料通話の準備が整います。
- アプリのインストール:
App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)で「Rakuten Link」を検索し、インストール - 楽天IDでログイン:
契約中の楽天モバイルの楽天IDでログインし、回線と紐づけます - 電話番号認証:
SMSや自動認証の案内に従って、本人確認を完了 - アクセス許可:
通話に必要な「連絡先・マイク・通知」などはすべて「許可」 - 通話テスト:
家族や自分のサブ回線などにかけて、無料通話が正常に使えるか確認 - (Android)デフォルトアプリの設定:
「デフォルトの電話アプリにしますか?」と表示されたら「はい」を選択 - (iPhone)発信アプリに注意:
標準の電話アプリと間違えやすいため、発信時は必ずRakuten Linkの通話ボタンから発信
ステップ②:ちゃんと無料通話になっているか確認する方法
「本当にRakuten Link経由で無料通話できているか?」を確認するためのチェックポイントを紹介します。
- 発信前:
通話ボタンがピンク色ならRakuten Link、緑色なら標準アプリ(=有料) - 通話中:
通話画面や通知バーに「Rakuten Link」の表示があるかを確認 - 通話履歴:
通話後にRakuten Linkアプリ内に発信履歴が残っていればOK - 料金明細:
「My楽天モバイル」→「利用料金」→「通話明細」で、課金されていないことをチェック - 対象外番号の認識:
0570や188などは最初から有料なので、できるだけ利用を避ける or 短時間で切り上げる
まとめ|Rakuten Linkを使いこなせば、通話料はムダにならない!
楽天モバイルで「通話が無料じゃなかった…」というケースの多くは、Rakuten Linkの使い方や対象外番号を把握していなかったことが原因です。
あらためて、通話料をムダにしないためのポイントを整理すると、以下の3点が特に重要です。
- 発信時は必ずRakuten Linkを使う(ピンクの発信ボタンを確認)
- 対象外番号(0570・188など)には要注意
- 国際通話は発信先と相手のアプリによって有料になる
これらを意識するだけで、楽天モバイルの通話料はほぼ完全に無料化できます。
ぜひ今日から、Rakuten Linkをしっかり活用して、スマートに節約していきましょう!