

楽天モバイルって「遅い」ってよく聞くけど、実際どうなの?
あと無制限プランだけど、使いすぎたら速度制限ってあるの?
こんな疑問に、楽天モバイル歴5年の筆者が実測データつきでお答えします。
先に正直に言うと、楽天モバイルの速度は大手キャリアの中では最下位クラスです。
ただ、平均すれば動画もゲームも困らない速度が出ており、「遅い」と感じる場面には決まったパターンがあるのが実態です。
- 平均実測は下り約97Mbps(みんそく調べ・2026年7月時点)。日常利用には十分な速度
- 「使いすぎによる速度制限」は基本なし。あるのは混雑時の速度制御と海外2GB超過時(128kbps)だけ
- 遅いのは「電波が弱い場所」「お昼の混雑」「5Gのパケ止まり」の3大パターンがほとんど
- 機内モードON/OFF・4G優先への切り替えなど、その場でできる対処法で改善するケースが多い
目次
💡 楽天モバイルの速度は実際どれくらい?【実測データ】
まず、実際に出ている速度を見てみましょう。
速度測定サイト「みんなのネット回線速度(みんそく)」の直近3カ月・約1万件の測定データでは、以下のようになっています(2026年7月時点)。
| 項目 | 平均値 | 目安 |
|---|---|---|
| 下り(ダウンロード) | 約97Mbps | 高画質動画も余裕(25Mbps以上でOK) |
| 上り(アップロード) | 約27Mbps | SNS投稿・ビデオ通話も問題なし |
| Ping(反応速度) | 約49ms | 一般的なスマホゲームは快適圏 |
正直に書くと、この数字は大手キャリア+サブブランドの比較では最下位クラスです。
ただし「他社より遅い」と「使えないほど遅い」はまったく別の話です。
高画質動画の視聴に必要なのは25Mbps程度なので、平均97Mbpsは日常利用には十分すぎる速度です。
筆者は地方在住で5年使っていますが、山沿いの実家で22Mbps、海沿いの自宅で11Mbpsと、電波が弱めのエリアでも動画視聴に困ったことはありません。
🚦 速度制限はある?【無制限の本当の意味】
「無制限って言っても、どうせ使いすぎたら制限されるんでしょ?」という疑問に答えます。
結論、Rakuten最強プランに「◯GB使ったら低速化」という容量ベースの速度制限はありません。
昔あった「1日10GB超で速度制限」というルールも、現在の公式プランページには記載がありません。
速度が制限・制御されるのは、次の2つの場面だけです。
- 混雑時の速度制御:公式注記は「混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり」。お昼休みなどに一時的に遅くなる要因
- 海外ローミングの2GB超過:毎月2GBの無料枠を使い切ると最大128kbpsに制限(1GB500円でチャージ可能)
つまり国内で普通に使っている限り、ギガの残量を気にする必要はありません。
海外で使う予定がある人は、海外ローミングの設定と注意点を先に確認しておきましょう。
🐢 楽天モバイルが遅くなる原因5つ
「平均は速いのに、今まさに遅い」というときは、原因はほぼ次の5つのどれかです。

- 電波が弱い場所にいる:
建物の奥・地下・山間部など。速度以前に電波本数が減っているパターン - お昼休みの混雑(12時台):
利用者が集中する時間帯は全国的に速度が落ちる。実測でも昼だけ平均60Mbps程度に低下 - 5Gの「パケ止まり」:
アンテナは5G表示なのに通信が進まない現象。弱い5G電波をつかんだまま切り替わらないのが原因 - スマホ側の問題:
長時間再起動していない・バックグラウンド通信・古い端末など - 通信障害・メンテナンス:
まれに発生。自分だけでなく周りも遅いならこれを疑う
①の「電波が弱い」が原因の場合は、速度対策より電波対策が先です。
電波が悪いときの改善策8つで、屋内対策から電波改善依頼の手順まで詳しく解説しています。
そもそも自分のいる場所が楽天回線エリアかどうかは、公式のエリアマップですぐ確認できます。
🔧 遅いときに今すぐできる対処法6つ
原因の切り分けも兼ねて、上から順に試してみてください。
- 機内モードをON→OFF:
電波をつかみ直す最速の方法。10秒で終わる - スマホを再起動:
端末側の不調をリセット。機内モードで直らなければこれ - 5G→4G優先に切り替え:
パケ止まり対策。設定のモバイル通信から「4G/LTE優先」に変更すると安定するケースが多い - 場所を少し移動:
窓際や屋外へ。建物の奥では電波が数本落ちる - Wi-Fiを一度切ってみる:
遅い原因が実はWi-Fi側だったというオチも多い - 障害情報をチェック:
どうしても直らないときは公式の障害・メンテナンス情報を確認
💡 5G表示なのに遅いときは、③の「4G優先」が特に効きます。5Gエリアの端では弱い5G電波をつかんでしまいがちで、あえて4Gに固定した方が速いことがよくあります。
📏 自分の速度を測ってみよう【目安つき】
対処の前後で速度を測ると、効果がはっきり分かります。
測定は「スピードテスト」で検索するか、Fast.comなどの測定サイトを開くだけでOKです。
結果を見るときの目安は以下のとおりです。
| 下り速度 | できること |
|---|---|
| 1Mbps | LINE・音楽再生・標準画質の動画がぎりぎり |
| 10Mbps | HD動画・SNS・Web閲覧が快適 |
| 25Mbps〜 | 高画質動画・大人数のビデオ会議もOK |
| 50Mbps〜 | アプリの大容量ダウンロードもストレスなし |
10Mbps出ていれば日常利用はほぼ困りません。
「平均より遅い=ダメ」ではなく、「やりたいことに足りているか」で判断するのがコツです。
❓ よくある質問
📝 まとめ|「遅い」にはパターンがある。切り分ければ怖くない
楽天モバイルの速度についてまとめます。
- 平均実測は下り約97Mbps。他キャリアより遅めだが、日常利用には十分
- 容量ベースの速度制限はなし。混雑時の制御と海外2GB超過(128kbps)だけ
- 遅いときは「電波」「昼の混雑」「5Gパケ止まり」の3大パターンをまず疑う
- 機内モードON/OFF・4G優先切り替えで直るケースが多い
- 特定の場所でいつも遅いなら電波改善依頼へ
速度に不安があった人も、仕組みとパターンさえ知っていれば安心して使えます。
データ無制限で月3,278円(税込)という料金は、速度の弱点を補って余りある魅力です。



