
・非課税期間が終わったら、何か手続きが必要?
・期限の前に売るなら、いつまでに売ればいい?
楽天証券の旧NISA(一般NISA・つみたてNISA)で買った分は、NISAマイページの「保有商品」→「NISA(~2023)取得年度一覧」で、買った年ごとに確認できます。
非課税期間が終わった分は、手続きをしなくても、自動で課税口座(特定口座か一般口座)に移ります。
新しいNISAへ移す(ロールオーバーする)ことはできません。
この記事では、楽天証券と金融庁の案内をもとに、旧NISAの確認方法・いつまで非課税か・期限が来たときの扱いと、期限の前に売るときの手順と締め切りをまとめます。
- 確認する場所:NISAマイページの「保有商品」→「NISA(~2023)取得年度一覧」で、買った年ごとの評価額と損益が見られる
- いつまで非課税:一般NISAは買った年から5年、つみたてNISAは20年。2022年に一般NISAで買った分は2026年末まで
- 期限が来たら:手続きなしで課税口座へ移る。取得価額はその年の最後の営業日の終値に置き換わる
- 新しいNISAへは:移せない。非課税で持ち続けたいなら、売って新しいNISAの枠で買い直す
- 期限の前に売るなら:年内に受け渡しが終わるように、商品ごとの締め切りまでに注文する
🔍 楽天証券で旧NISAの保有商品と非課税期間を確認する方法
旧NISAで買った分は、新しいNISA(つみたて投資枠・成長投資枠)とは別の口座で管理されています。
買った年ごとの一覧は、NISAマイページから開きます。
- ログインする:楽天証券にログインして、NISAマイページを開く
- 一覧を開く:「保有商品」→「NISA(~2023)取得年度一覧」を選ぶ
- 確かめる:買った年(取得年)ごとに、商品の評価額と評価損益を見る
※楽天証券「つみたてNISA・一般NISAに残高があるお客様」などより
その年に非課税期間が終わる商品の数量は、「非課税期間満了(課税払出)対象一覧」の画面でも確かめられます。
いつまで非課税?買った年ごとの早見表
非課税で持てる期間は、一般NISAが5年、つみたてNISAが20年です。
どちらも、買った年を1年目として数え、最後の年の年末までです。

| 買った年 | 一般NISA(5年) | つみたてNISA(20年) |
|---|---|---|
| 2018年 | 2022年末で終了 | 2037年末まで |
| 2019年 | 2023年末で終了 | 2038年末まで |
| 2020年 | 2024年末で終了 | 2039年末まで |
| 2021年 | 2025年末で終了 | 2040年末まで |
| 2022年 | 2026年末まで | 2041年末まで |
| 2023年 | 2027年末まで | 2042年末まで |
※金融庁「2023年までのNISA」の非課税期間(一般NISA5年・つみたてNISA20年)から計算。旧NISAは2023年で新しく買えなくなりました
一般NISAで今いちばん近い期限は、2022年に買った分の2026年末です。
つみたてNISAは、いちばん早い2018年に買った分でも2037年末までなので、あわてる必要はありません。

筆者の「NISA(〜2023)取得年度一覧」。つみたてNISAで買った分が、取得年ごとに分かれて表示されます(数量と金額はぼかしています)
いちばん早い2021年に買った分でも、非課税の期限は2040年末なので、今は何もせずにそのまま持っています。
⏰ 非課税期間が終わるとどうなる?手続きなしで課税口座へ
非課税期間が終わった商品は、手続きをしなくても、自動で課税口座に移ります(払い出し)。
- 移る先:特定口座があれば特定口座、なければ一般口座
- 取得価額:非課税期間が終わる年の、最後の営業日の終値に置き換わる
- そのあと:移ったあとの値上がり益や配当・分配金には税金がかかる
- 手数料:移ったあとは、自分で選んでいる手数料コースの手数料になる
※外国株式は、取得時の為替レートも置き換わります
旧NISAで持っている再投資型の投資信託の分配金は、NISAの中ではなく課税口座で再投資されます。
新しいNISAへ移す(ロールオーバー)はできない
2023年までの一般NISAには「ロールオーバー」という、期限が来た分を次の非課税枠に移すしくみがありました。
旧NISAから2024年からの新しいNISAへは、ロールオーバーできません。
旧NISAの残高は、新しいNISAの生涯の上限(1,800万円)とは別枠で、上限の計算にも入りません。
非課税のまま持ち続けたいときは、旧NISAで売って、新しいNISAの枠で買い直すことになります。

たとえば120万円で買った商品が、期限の年末に100万円に下がっていたら、課税口座での取得価額は100万円になります。そのあと120万円に戻って売ると、買った値段と同じでも20万円が利益として税金の対象になります。
一般口座に移ったあとに売って利益が出たときは、自分で確定申告をします。
特定口座の「源泉徴収あり」に移った分は、売ったときに税金が差し引かれます。
💴 期限の前に旧NISAを売るときのやり方と締め切り
旧NISAで持っている商品は、非課税期間の途中でも、いつでも売れます。
投資信託はPCサイトなら、次の流れで売却の注文を出します。
- 一覧を開く:ログイン後に「マイメニュー」→口座管理の「保有商品一覧 投資信託」
- 選ぶ:売りたい商品の「売却」を押す(口座区分がつみたてNISA・一般NISAの行を選ぶ)
- 入力する:一部を売るなら金額か口数を入れ、全部なら「全部売却」を選ぶ
- 確かめる:内容を確認して、取引暗証番号を入れて注文する
注文の確認と取り消しは「購入・売却履歴」でできます。
売却の手数料は、投資信託と国内株式なら無料です(投資信託は、ファンドによって信託財産留保額がかかることがあります)。
売ったお金を出金するときの流れは、こちらで書いています。
非課税のまま売るなら、年内に受け渡しが終わる日まで
非課税で売るには、非課税期間が終わる年の年末までに、受け渡しが終わっている必要があります。
注文した日ではなく受け渡しの日で決まるので、締め切りは年末より前になります。
| 商品 | 2026年末に終わる分(2022年に買った分)の売却の締め切り |
|---|---|
| 国内株式 | 2026年12月28日(月)15:30まで |
| 米国株式 | 2026年12月25日(金)日本時間の午前7:00まで |
| 投資信託(受渡日が6営業日のもの) | 2026年12月23日(水)15:30まで |
※楽天証券の旧NISAの非課税期間終了の案内より。投資信託は受渡日がファンドごとに違います。期限までに約定しなかった注文は失効します
売ったお金で、ほかの商品をすぐ買い直したいときは、さらに1週間ほど早めに売るよう案内されています。
年末の新しいNISAの締め切りも受渡日で決まるので、年内の枠で買い直したいときは、こちらも見ておきましょう。
旧NISAの確認や売却の注文は、楽天証券にログインしてから進めます。
▼ 楽天証券の公式サイトはここから ▼
🤔 期限の前に売る?そのまま課税口座へ?決める前に見ておきたいこと
売るか、そのまま課税口座に移すかは、持っている商品と自分の目的しだいです。
この記事では、どちらがよいかは決めずに、決めるときに見ておきたい点だけを並べます。
| 見ておきたい点 | しくみ |
|---|---|
| 今、利益が出ている | 期限までに売れば、その利益に税金はかからない。課税口座に移した場合も、取得価額が年末の終値に変わるので、それまでの値上がり分には税金がかからない |
| 今、損が出ている | 課税口座に移すと、取得価額が下がった値段になる。あとで買った値段まで戻っても、その戻った分に税金がかかる |
| 非課税で持ち続けたい | 旧NISAで売って、新しいNISAの枠で買い直す。新しいNISAの1年の枠(つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円)の中で買う |
| 旧NISAの損 | NISAの中で出た損は、課税口座の利益と相殺(損益通算)できない |
それがわかると、上の表のどの行を見ればよいかが決まります。
新しいNISAの成長投資枠の使い方は、こちらでまとめています。
NISAの外(特定口座・一般口座)で売って出た利益や、受け取った配当・分配金には、およそ20%の税金がかかります。
また、株式や投資信託は値下がりすることもあり、元本は保証されません。売るか持ち続けるかは、自分の目的に合わせて決めましょう。
❓ 楽天証券の旧NISAのよくある質問
📝 まとめ|楽天証券の旧NISAは取得年度一覧で期限を確認・期限が来たら自動で課税口座へ
- 旧NISAの残高は、NISAマイページの「NISA(~2023)取得年度一覧」で買った年ごとに見られる
- 一般NISAは5年・つみたてNISAは20年。2022年に一般NISAで買った分は2026年末まで
- 期限が来た分は手続きなしで課税口座へ。取得価額は年の最後の営業日の終値になる
- 新しいNISAへのロールオーバーはできない。非課税で持ちたいなら売って買い直す
- 期限の前に非課税で売るなら、年内に受け渡しが終わる締め切りまでに注文する
期限が近い年の分があれば、楽天証券にログインして、取得年度一覧で今の損益を確かめておきましょう。
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