
アプリに「楽天ペイ残高」って出てくるけど、同じもの?
楽天キャッシュは、楽天が発行しているオンラインの電子マネーです。
楽天カードや銀行口座からチャージして、楽天ペイのコード払い、楽天市場などのネットの買い物、家族や友人への送金に使えます。
アプリで見かける「楽天ペイ残高」は、楽天キャッシュの新しい呼び名です。
楽天キャッシュ=楽天ペイ残高で、中身は同じものです。
この記事では、楽天キャッシュで何ができるのか、どこで使えるのか、ポイントの付き方、楽天ペイ・楽天ポイント・楽天Edyとの違いまで、公式の情報をもとにやさしく整理します。
- 正体:楽天のオンライン電子マネー。前払いなので借金ではない。「楽天ペイ残高」と同じもの
- できること:チャージする・支払う(街と楽天のネットサービス)・送る・受け取る。本人確認済みなら出金も
- チャージ元:楽天カード、楽天銀行、ほかの銀行口座、コンビニATM、楽天Edy、ラクマの売上金、楽天ギフトカードなど
- ポイント:楽天ペイのコード払いで1〜1.5%、楽天市場などで0.5%。チャージ時には付かない
- 違い:楽天ペイは「支払いアプリ」、楽天キャッシュはその中の「残高」。楽天ポイントとは別物で、交換もできない
- 有効期限:最後に使ってから10年。ふつうに使っていれば気にしなくてよい
💠 楽天キャッシュとは?楽天ペイ残高との関係

楽天キャッシュは、楽天ペイアプリの中にお金をチャージしておいて、そこから支払うための電子マネーです。
Suicaや楽天Edyと同じ「前払い」の仕組みで、使う前にチャージした分しか使えないので、借金にはなりません。
楽天は、この楽天キャッシュの残高の呼び名を「楽天ペイ残高」に変えています。
正式には「楽天キャッシュ【基本型】」「楽天キャッシュ【プレミアム型】」「楽天キャッシュ【プレミアム型】(給与)」をまとめた総称が「楽天ペイ残高」で、機能はこれまでどおりです。
楽天ペイアプリの上の方に出ている「楽天ペイ残高」の金額が、いま持っている楽天キャッシュです。
以前「チャージ払い」と呼んでいた、楽天キャッシュで払うコード払いも、「楽天ペイ残高でお支払い」という表記に変わっています。
古い記事で「チャージ払い」とあれば、楽天ペイ残高での支払いのことです。
楽天キャッシュでできる4つのこと
- チャージする:楽天カード・銀行口座・ATMなどから残高を入れる
- 支払う:街の楽天ペイ加盟店でのコード払い、楽天市場などネットの楽天サービス
- 送る・受け取る:家族や友人に手数料無料で1円単位で送れる
- 出金する:本人確認をしたプレミアム型だけ、銀行口座に戻せる
ふだん使いで関係するのは、上の3つです。
出金は、ラクマの売上金を現金にしたい人など、一部の人だけが使う機能です。
🏪 楽天キャッシュはどこで使える?
使える場所は大きく分けて3つです。
| 使う場所 | 使い方 | ポイント |
|---|---|---|
| 街のお店(楽天ペイ加盟店) | 楽天ペイアプリのコード・QR・セルフ払いで、支払い元を「楽天ペイ残高」にする | 1〜1.5%(翌日) |
| 楽天市場・楽天トラベル・楽天ブックスなど楽天のネットサービス | 注文確認画面の「ポイント利用」で、楽天ペイ残高を使う設定にする | 0.5%(翌月10日ごろ)。ラクマは1% |
| 楽天Edyが使えるお店 | 楽天キャッシュから楽天Edyにチャージして、Edyで払う | Edyチャージ自体にはポイントなし。Edy払いのポイントが付く |
| 楽天証券の投信積立 | 楽天キャッシュを積立の引き落とし元にする | 楽天証券側の条件による |
| 楽天ペイの請求書払い(税金・公共料金) | 請求書のバーコードを読み取って残高で払う | ポイント対象外 |
街での支払いは、楽天ペイのマークがあるお店で使えます。
コンビニ、ドラッグストア、スーパー、飲食店など、楽天ペイが使えるところなら、残高で払えます。
ネットでは、楽天市場をはじめ楽天グループのサービスで幅広く使えます。
楽天市場で使うときは、注文確認画面の「ポイント利用」の「変更」から、楽天ペイ残高を優先して使う設定を選びます。
楽天市場でカード払いと残高払いのどちらが得かは、楽天市場の支払いは「楽天キャッシュ」と「楽天カード」どっちがお得?で比較しています。
💳 楽天キャッシュのチャージ方法
チャージは楽天ペイアプリの「チャージ」から行います。
チャージ元は次のとおりで、どれを選んでもチャージ時のポイントは付きません。
- 楽天カード:いちばん手軽。アプリの中で完結し、残高が減ったら自動で補充するオートチャージも使える
- 楽天銀行口座:口座から直接チャージ
- 楽天銀行以外の銀行口座:本人確認が必要。チャージされた残高はプレミアム型
- セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM:現金でチャージ
- 楽天Edy:楽天ペイアプリの中のEdy残高を楽天キャッシュに移す(Android)
- ラクマの売上金・楽天ウォレットの暗号資産・楽天ギフトカード
チャージの手順、手数料、上限、5と0のつく日の「チャージの日」の抽選については、楽天キャッシュのチャージ完全ガイドでくわしく解説しています。
チャージ元によって「基本型」と「プレミアム型」に分かれ、出金できるのはプレミアム型だけです。
この違いは楽天キャッシュのプレミアム型とは?でまとめています。
💰 楽天キャッシュのポイントの付き方
楽天キャッシュのポイントは、「チャージした時」ではなく「使った時」に付きます。
- 楽天ペイのコード払い:楽天ペイの決済ポイント1%+楽天キャッシュ利用分0.5%で1〜1.5%。翌日に付く
- 楽天市場などの楽天サービス:200円につき1ポイント(0.5%)。翌月10日ごろにまとめて付く
- ラクマ:1%
- 対象外:請求書払い、楽天Edyへのチャージ、送付、プレミアム型の出金
楽天ペイのコード払いの1.5%には条件があります。
条件と確認方法は楽天ペイの還元率は今いくら?で説明しています。
楽天市場での0.5%は、楽天カード払いより低い数字です。
楽天市場では「楽天キャッシュで払うと損」と言われるのはこのためで、街の楽天ペイでは逆に残高払いの方が有利、と覚えておくと使い分けやすくなります。
🔀 楽天ペイ・楽天ポイント・楽天Edyとの違い

名前が似ていて混乱しやすいので、4つを並べて整理します。
| 名前 | 正体 | 楽天キャッシュとの関係 |
|---|---|---|
| 楽天キャッシュ(楽天ペイ残高) | チャージして使う電子マネー | この記事の主役。送れる・一部は出金できる |
| 楽天ペイ | スマホで払うためのアプリ・決済サービス | 楽天キャッシュは楽天ペイの支払い元の1つ。楽天ペイは楽天カードやポイントでも払える |
| 楽天ポイント | 買い物などでもらえるポイント | 別物。互いに交換できない。楽天キャッシュを使うとポイントが貯まる。期間限定ポイントには期限がある |
| 楽天Edy | かざして払う電子マネー(おサイフケータイ・カード) | 別の電子マネー。楽天キャッシュとEdyは互いにチャージ(交換)できる |
楽天ペイと楽天キャッシュの違い
楽天ペイは「払うためのアプリ」、楽天キャッシュは「アプリの中に入れておくお金」です。
楽天ペイで払うときの支払い元には、楽天キャッシュのほかに、楽天カード、楽天銀行口座、楽天ポイントを選べます。
「楽天ペイで払った」という人の中には、楽天キャッシュで払った人もいれば、楽天カードで払った人もいる、という関係です。
楽天ポイントと楽天キャッシュの違い
楽天ポイントは買い物などでもらえるもので、楽天キャッシュは自分のお金をチャージしたものです。
どちらも楽天ペイや楽天市場の支払いに使えますが、ポイントを楽天キャッシュに換えたり、その逆をしたりはできません。
期間限定ポイントには期限がありますが、楽天キャッシュは最後に使ってから10年は失効しません。
楽天Edyと楽天キャッシュの違い
楽天Edyは、店の端末にかざして払う電子マネーで、スマホがオフラインでも使えます。
楽天キャッシュは、楽天ペイアプリでコードを見せて払うか、ネットで使う電子マネーです。
2つは互いにチャージし合えるので、Edyしか使えないお店では、楽天キャッシュからEdyにチャージして払う、という使い方ができます(Edyへのチャージにポイントは付きません)。
Edy・楽天カード・楽天ペイの還元率の比べ方は「楽天Edyと楽天カード・楽天ペイどっちがお得?」でまとめています。
📏 楽天キャッシュの上限・有効期限・注意点
- チャージの上限:1回50万円・1ヶ月50万円まで(楽天キャッシュのルール)。支払い元を設定していない人はもっと低い
- 送る上限:基本型は1回10万円・1ヶ月30万円
- 有効期限:最後にチャージ・使用・送付・受取・出金のどれかをしてから10年
- 現金に戻せる?:楽天カードや楽天銀行、ATMからチャージした基本型は戻せない。戻せるのは本人確認済みのプレミアム型だけ
- チャージのキャンセル:できない。金額を入れる前に確認する
- 明細の表記:楽天カードの明細には「楽天キャッシュ」「ラクテンキャッシュ」、楽天銀行の明細には「エデイチャージ」と出る
楽天ペイ全体の上限(支払い・ポイント・請求書払い)は、楽天ペイの上限はいくら?でまとめています。
「楽天キャッシュは借金?」と心配する声もありますが、前払いの電子マネーなので、チャージした分しか使えません。
楽天カードのキャッシング(借入)を使ってチャージする機能もありますが、それは自分で選んだ場合だけで、ふつうに楽天カードからチャージした分は翌月のカード代金として請求されるだけです。
チャージや支払いがうまくいかないときは、こちらで原因を確認できます。
🧭 楽天キャッシュはこんな人に向いている
- 街で楽天ペイをよく使う人:残高払いにすると1〜1.5%。楽天カードを直接支払い元にした1%より高い
- 家族に仕送りやお小遣いを送りたい人:手数料無料で1円単位。相手が楽天ペイを持っていなくてもリンクで送れる
- 楽天証券で投信積立をしている人:楽天キャッシュを引き落とし元にできる
- ラクマで売った代金を使いたい人:売上金を楽天キャッシュにチャージして、そのまま買い物や出金に
逆に、楽天市場の買い物がメインで街の楽天ペイをあまり使わない人は、楽天カード払いのままで困りません。
自分が使うべきかどうかは楽天ペイのメリット・デメリットで、向き不向きまで整理しています。
💳 チャージ元は楽天カードがいちばん手軽
楽天キャッシュを使い始めるなら、チャージ元は楽天カードが手軽です。
アプリの中でチャージが完結し、オートチャージも設定でき、5と0のつく日の「チャージの日」の抽選にも参加できます。
チャージしたあとは、支払い元を「楽天ペイ残高」に切り替えるのを忘れずに。設定のやり方は楽天ペイの支払い元はどれがお得?にまとめています。
チャージした残高で楽天ペイのコード払いをすれば、1〜1.5%のポイントが付きます👇️
❓ 楽天キャッシュでよくある質問
📝 まとめ|楽天キャッシュは「楽天ペイの中のお財布」
楽天キャッシュについて、最後にまとめます。
- 楽天キャッシュは前払いの電子マネーで、アプリでは「楽天ペイ残高」と表示される
- 街の楽天ペイ、楽天市場などのネット、送金、Edyへのチャージに使える
- チャージは楽天カード・銀行口座・ATMなどから。チャージ時のポイントはない
- ポイントは使った時に付く。楽天ペイのコード払いで1〜1.5%、楽天市場で0.5%
- 楽天ペイは「アプリ」、楽天ポイントは「もらえるポイント」、楽天Edyは「かざす電子マネー」で、それぞれ別物
- 有効期限は最後の利用から10年。現金に戻せるのはプレミアム型だけ
まずは楽天カードから少額をチャージして、街の楽天ペイで残高払いを試してみるのが、いちばん分かりやすい始め方です。




