

ゼロコースが無料って本当?デメリットはないの?

ただし人によっては他のコースが合う場合もあるので、この記事で3つのコースの違いと選び方をわかりやすく解説しますね。
この記事では、楽天証券の手数料コース(ゼロコース・超割コース・いちにち定額コース)の違いを比較し、あなたに最適な選び方をわかりやすく解説します。
結論から言うと、ほとんどの人は「ゼロコース」でOKです。
ただし、選び方を間違えると
- 無駄な手数料を払い続ける
- ポイントを取り逃す
といった損につながることも…。
「どのコースを選べばいいか迷っている」「あとから変更できるの?」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
💰 楽天証券の手数料コースは3種類
- 初心者〜ほぼ全員 → ゼロコース
- 大口トレーダー → 超割コース(条件達成できる場合のみ)
- デイトレ(100万円以内) → いちにち定額(ただし優先度低)
楽天証券には、国内株式の取引手数料に関する3つのコースが用意されています。
まずは全体像をつかむために、3つのコースをざっくり比較しましょう。
| 項目 | ゼロコース | 超割コース | いちにち定額コース |
|---|---|---|---|
| 現物取引 | 0円 | 55円〜1,070円(税込) | 100万円/日まで0円 |
| 信用取引 | 0円 | 99円〜385円(税込) | 100万円/日まで0円 |
| 単元未満株 | 0円(スプレッドあり) | 11円/回〜 | 11円/回〜 |
| ポイント還元 | なし(国内株) | 手数料の1%(大口は2%) | なし |
| SOR注文 | 必須 | 任意 | 任意 |
| おすすめの人 | ほぼ全員 | 大口取引でポイントを貯めたい人 | 1日100万円以内のデイトレーダー |
それでは、各コースの特徴を詳しく見ていきましょう。
① ゼロコース(国内株 手数料0円)
ゼロコースは、国内株式(現物・信用・単元未満株)の取引手数料がすべて0円になるコースです。
2023年10月にスタートし、約定金額がいくらであっても手数料がかかりません。
- 現物取引・信用取引の手数料が完全無料
- 単元未満株(かぶミニ®)の手数料も無料(ただしリアルタイム取引ではスプレッド約0.22%あり。寄付取引ならスプレッドなし)
- SOR注文・Rクロスの利用同意が必須
- 新規口座開設時のデフォルト設定
② 超割コース(ポイント還元あり)
超割コースは、1回の取引金額に応じて手数料が決まるコースです。
手数料はかかりますが、楽天ポイントが貯まるのが大きな特徴です。
| 約定金額 | 現物取引 | 信用取引 |
|---|---|---|
| 5万円まで | 55円 | - |
| 10万円まで | 99円 | 99円 |
| 20万円まで | 115円 | 148円 |
| 50万円まで | 275円 | 198円 |
| 100万円まで | 535円 | 385円 |
| 150万円まで | 640円 | 385円 |
| 3,000万円まで | 1,013円 | 385円 |
| 3,000万円超 | 1,070円 | 385円 |
※すべて税込。手数料の1%が楽天ポイントで還元されます(大口優遇なら2%)。
なお、大口優遇の条件を達成すると、現物・信用ともに手数料が0円になります。
大口優遇は一度条件を達成すると3ヶ月間適用されます。
③ いちにち定額コース(1日100万円まで無料)
いちにち定額コースは、1日の約定代金の合計で手数料が決まるコースです。
- 1日の約定代金100万円まで:0円
- 200万円まで:2,200円(税込)
- 300万円まで:3,300円(税込)
- 以降100万円増えるごとに+1,100円
デイトレード(日計り取引)の場合は売却・返済手数料が無料になる「デイトレード割引」が適用されるため、短期売買に有利です。
✅ 【結論】おすすめは「ゼロコース」一択
3つのコースを比較した結果、ほとんどの人にとってゼロコースが最適です。
理由はシンプルで、手数料が完全無料だからです。
→ 超割コースでポイントをもらっても、そもそも手数料を払っている時点でトータルでは損になりやすいです。
ゼロコースをおすすめする3つの理由
- 約定金額にかかわらず手数料0円:
100万円でも1,000万円でも手数料がかかりません。超割コースなら数百円〜1,000円以上かかる取引でも、ゼロコースなら完全無料です。 - 現物も信用も単元未満株もすべて無料:
どの取引方法を選んでも手数料を気にする必要がありません。 - 新規口座開設時はデフォルトでゼロコース:
2023年10月以降に口座開設した方は、最初からゼロコースが設定されています。

⚠️ ゼロコースのデメリット・注意点
手数料無料は魅力的ですが、知っておくべき注意点もあります。
- SOR注文が必須:
注文が東証以外の市場(PTS・ダークプール)に回送される場合があります。ただし価格面で不利になることは基本的にありません。 - 国内株のポイント還元がない:
超割コースなら手数料の1〜2%がポイント還元されますが、ゼロコースにはこの特典がありません。ただし手数料0円なので、もらえるポイントもわずかです。 - 単元未満株はスプレッドがかかる場合がある:
かぶミニ®の手数料は無料ですが、リアルタイム取引では約0.22%のスプレッド(実質コスト)がかかります。寄付取引ならスプレッドなしで取引可能です。 - Market Speed(PC版)が有料になる場合がある:
超割コースなら条件付きで無料ですが、ゼロコースでは月額2,200円かかる場合があります。※Market Speed IIは無料で利用可能です。
とはいえ、これらのデメリットよりも「手数料0円」のメリットの方がはるかに大きいので、迷ったらゼロコースを選んでおけば間違いありません。
まだ楽天証券の口座をお持ちでない方は、口座開設すると最初からゼロコースが適用されます。
※口座開設は無料&最短5分で完了。あとからコース変更も可能です。
🔍 ゼロコースをおすすめしない人もいる
ゼロコースがベストな人が大多数ですが、例外的に他のコースが向いている人もいます。
超割コースが向いている人
- 大口優遇の条件を達成できる人:
大口優遇なら手数料0円+ポイント2%還元が受けられます。大量に取引する上級者向けです。 - SOR注文を使いたくない人:
東証への直接発注にこだわりがある場合は、超割コースを選ぶ必要があります。 - Market Speed(PC版)を無料で使いたい人:
超割コースの条件を満たせばPC版Market Speedが無料になります。
いちにち定額コースが向いている人
- 1日100万円以内でデイトレードをする人:
1日100万円まで無料で、デイトレード割引も適用されます。
ただし、ゼロコースなら金額に関係なく手数料0円なので、いちにち定額コースのメリットはほぼありません。
ゼロコース導入前の名残として残っているコースと考えてよいでしょう。
🛠️ 手数料コースの確認・変更方法
現在の手数料コースの確認と変更は、1分で完了します。
PCでの変更手順
- 楽天証券にログイン
- 画面右上の「マイメニュー」→「お客様情報の設定・変更」をクリック
- 「国内株式」タブを選択
- 「手数料コース」の項目で現在のコースを確認
- 「変更する」をクリックしてゼロコースを選択
- SOR注文の利用同意にチェックを入れて確定
iSPEEDアプリでの変更手順
- iSPEEDアプリを開く
- 右下の「メニュー」→「設定・変更」をタップ
- 「国内株式」→「手数料コース」をタップ
- 「ゼロコース」を選択して確定
💡 手数料が無料なのはなぜ?SOR・Rクロスの仕組み

「手数料が0円って怪しくない?」と思う方もいるかもしれません。
楽天証券はSORとRクロスを活用して取引コストを削減することで、手数料無料を実現しています。
🔹 SOR(Smart Order Routing)とは?
複数の市場(東証・PTS・ダークプールなど)の中から、最も有利な価格で取引できる市場を自動で選んでくれる注文方式です。
🔹 Rクロス®とは?
楽天証券が運営するダークプール(私設取引所)です。顧客同士の売り注文と買い注文をマッチングさせ、ToSTNeT市場で売買を成立させます。
🔹 なぜ無料にできるの?
Rクロスで顧客同士の注文をマッチングさせることで、楽天証券は取引所に支払う手数料を削減できます。その分を顧客への手数料無料として還元しています。
👉 つまり:
手数料無料でも裏でしっかり仕組みがあり、投資家が不利になるわけではないので安心して利用できます。
📊 楽天証券 vs SBI証券 手数料比較
「楽天証券とSBI証券、どっちが安いの?」と気になる方も多いでしょう。
結論から言うと、国内株式の手数料はどちらも無料で同じです。
そのため、手数料だけで選ぶならどちらでもOKですが、楽天ポイントを日常で使っている方なら楽天証券の方がメリットを感じやすいです。
| 比較項目 | 楽天証券(ゼロコース) | SBI証券 |
|---|---|---|
| 国内株 現物 | 0円 | 0円 |
| 国内株 信用 | 0円 | 0円 |
| 単元未満株 | 0円(スプレッド約0.22%) | 0円(スプレッドなし) |
| 新NISA | 0円 | 0円 |
| 投資信託 買付 | 0円 | 0円 |
| ポイント制度 | 楽天ポイント | Vポイント等 |
手数料面では大きな差はありません。楽天経済圏を活用している方なら、楽天証券の方がポイントの使い道が多くおすすめです。
楽天証券ならSPU(スーパーポイントアッププログラム)で楽天市場のポイント倍率もアップするため、楽天ユーザーにはメリットが大きいです。
👉 楽天SPUの詳しい仕組みは楽天SPU完全ガイドで解説しています。
👀 手数料以外にかかるコストも知っておこう
手数料コースで0円になるのは国内株式の売買手数料です。
投資にはそれ以外のコストもあるので、あわせて確認しておきましょう。
投資信託の信託報酬
投資信託の購入手数料は楽天証券ではすべて無料です。
ただし、保有中は信託報酬(年率0.1%〜1.5%程度)が自動的に差し引かれます。
これは楽天証券に限らず、どの証券会社で購入しても同じファンドなら同じ信託報酬です。
米国株の為替手数料
米国株を取引する場合は、為替手数料がかかります。
楽天証券では米国株の売買手数料は約定代金の0.495%(税込)ですが、上限は22ドル(税込)です。
また、円をドルに替える際の為替スプレッドも実質的なコストになります。
👉 楽天ポイントを効率的に貯める方法は楽天ポイント貯め方ガイドも参考にしてみてください。
❓ よくある質問
📝 まとめ
- 楽天証券の手数料コースはゼロコース・超割コース・いちにち定額コースの3種類
- おすすめはゼロコース(国内株の手数料がすべて0円)
- ゼロコースのデメリットは「SOR注文必須」「ポイント還元なし」だが、実質的な影響はほぼない
- 超割コースは大口優遇を狙える上級者向け、いちにち定額コースはメリットがほぼない
- 手数料コースの変更は1分で完了、翌営業日から適用
- SBI証券と手数料水準は同じだが、楽天経済圏ユーザーなら楽天証券がおすすめ
楽天証券をまだお持ちでない方は、口座開設すると最初からゼロコースが適用されます。
楽天証券は最初からゼロコースが適用されるので、迷っている方はまずは口座開設しておけばOKです。
👉 楽天経済圏のメリット・デメリットはこちらの記事で詳しく解説しています。


