
・つみたて投資枠も一括で買えるの?
・年初一括は、いつ注文すればいい?
楽天証券のNISAで「年初一括」ができるのは、成長投資枠(年240万円)です。成長投資枠は、積立でも一括でも買えます。
いっぽう、つみたて投資枠(年120万円)は積立でしか買えません。1月に多く買いたいときは、積立の「ボーナス設定」で特定の月の金額を増やします。
年の枠は「受渡日」で決まるので、年初一括の注文は、受渡日が1月になる12月下旬から出せます。
この記事では、楽天証券のNISAの取引ルールと公式の操作ガイドをもとに、年初一括のやり方と注意点をまとめます。銘柄や投資のタイミングのおすすめではなく、しくみと手順の話です。
- 成長投資枠:一括で買える。年240万円まで
- つみたて投資枠:一括では買えない。積立の「ボーナス設定」で1月の金額を増やす
- いつ注文:受渡日が1月になる注文から来年の枠。12月下旬から出せる
- ボーナス設定:楽天カード決済・楽天ペイ残高では使えない。証券口座などから払う
- 使い切り設定:12月に発注されるしくみなので、年初一括には使えない
📌 楽天証券のNISAで年初一括はできる?枠ごとの答え
年初一括ができるかは、どちらの枠で買うかで答えが変わります。

| 成長投資枠 | つみたて投資枠 | |
|---|---|---|
| 年間の上限 | 240万円 | 120万円 |
| 一括(スポット)で買える? | 買える(積立もできる) | 買えない(積立のみ) |
| 1月にまとめて買うには | 1月が受渡日になるように一括で注文 | 積立の「ボーナス設定」で1月の金額を増やす |
| 買える商品 | 投資信託・国内株式・米国株式・ETFなど(対象外の商品あり) | 決められた投資信託だけ |
※楽天証券「NISA 取引・ルール」より。成長投資枠でも、毎月分配型の投資信託などは買えません
2つの枠を合わせた年間の上限は360万円、生涯の上限は1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円)です。使わなかった枠は、翌年に繰り越せません。
成長投資枠のしくみは楽天証券の成長投資枠とは?でくわしくまとめています。
📅 年初一括の注文はいつから?「受渡日」で決まる
NISAの枠がどの年の分になるかは、注文した日ではなく受渡日で決まります。受渡日は、お金を払って商品を受け取る日で、注文の何営業日かあとです。
楽天証券は毎年の年末に、「来年の枠で取引するには、受渡日が来年になるように注文して」と案内しています。そのため、12月の下旬に出した注文でも、受渡日が1月なら来年の枠になります。
ここでは考え方の例として、2025年12月の回の日付を載せます。
| 買い方 | 2025年12月の回:翌年(2026年)の枠になった注文 |
|---|---|
| 投資信託(申し込みから4営業日目に受渡) | 12月26日の申し込みから |
| 投資信託(申し込みから6営業日目に受渡) | 12月24日の申し込みから |
| 投資信託(申し込みから9営業日目に受渡) | 12月19日の申し込みから |
| 国内株式(東証) | 12月29日 9:00から |
| 米国株式 | 12月25日 8:00から |
※楽天証券「2026年のNISA非課税投資枠でのお取引について」(2025年10月のお知らせ)より一部。曜日や祝日の並びで毎年変わるので、その年のお知らせで確かめてください
注文の確認画面で受渡日を見て、1月の日付になっているかを確かめてから注文しましょう。
反対に「今年の枠を使い切りたい」ときの締め切りの考え方は、楽天証券のNISAは年内いつまでに買えば今年の枠?でまとめています。
🛒 成長投資枠で年初一括するやり方
成長投資枠で一括で買う流れは、ふつうのNISAの買い付けと同じです。
- 買う金額を、楽天証券の口座(または楽天銀行マネーブリッジ)に用意する
- 買いたい投資信託や株のページを開き、口座区分で「NISA成長投資枠」を選ぶ
- 金額を入れ、目論見書を確かめる
- 確認画面で受渡日が1月になっているかを見て、取引暗証番号を入れて注文する
画面の動き方は楽天NISAの買い方で、画面付きで紹介しています。
年間の上限の240万円をこえる分は、NISAでは買えません。1月の注文の前に、その年の残りの枠がいくらあるかを画面で確かめておくと安心です。
▼ NISA口座の申し込み・買い付けはここから ▼
🔁 つみたて投資枠を1月に寄せる「ボーナス設定」
つみたて投資枠は一括で買えません。楽天証券の案内では、積立の設定は毎月10万円が上限です。
そのかわり、積立の設定には「ボーナス設定」があり、特定の月だけ積立の金額を増やせます。1月をボーナス月にすれば、つみたて投資枠も年の初めに多く買えます(年間の上限120万円はこえられません)。
ボーナス設定のやり方
- 投資信託の「積立設定」ボタンを押し、口座区分で「NISAつみたて投資枠」を選ぶ
- 毎月の積立金額を入れ、「ボーナス設定を追加する」から増やしたい月と金額を入れる
- 分配金コースを選び、目論見書を確かめる
- 引落方法で「証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)」か「その他金融機関」を選び、積立指定日を決める
- 初回買付日を確かめ、取引暗証番号を入れて「設定する」を押す
※楽天証券「積立設定 操作ガイド(NISAつみたて投資枠)」より
クレカ積立でポイントをもらっている人は、ボーナス月の分を証券口座などから払う別の設定にする必要があります。
「使い切り設定」は年初一括には使えない
楽天証券には「NISAつみたて投資枠使い切り設定」もあります。年の途中から積立を始めた人が、年間120万円の枠を使い切るためのしくみです。
ただし、使い切り分の注文は12月18日にまとめて発注されます。年の初めに買うためのしくみではないので、年初一括にはボーナス設定のほうを使います。
※楽天証券「NISAつみたて投資枠使い切り設定」より
ただ、まとまったお金が入った年は、成長投資枠を使って年初にまとめて買うことも考えています。そのときは、この記事の日付の表で「いつ注文すれば来年の枠になるか」を先に確かめるつもりです。
⚖️ 年初一括と毎月の積立のちがい
年初一括と毎月の積立は、どちらが正解というものではありません。ちがいを知ったうえで、自分に合うほうを選ぶのが大切です。
| 年初一括 | 毎月の積立 | |
|---|---|---|
| 用意するお金 | 1月にまとまったお金が要る | 毎月の収入から少しずつ |
| 買う値段 | 1月の値段でまとめて買う | 毎月の値段で少しずつ買う(値動きがならされる) |
| 楽天カードのポイント | クレカ積立のポイントの対象外(証券口座などから払うため) | 楽天カード決済なら、毎月15万円までポイントの対象 |
| 手間 | 年に1回の注文と設定 | 最初に設定すれば自動 |
※楽天カードのポイントの上限は楽天証券「NISA」の案内より。ポイントの率はカードの種類でちがいます
投資信託や株は値下がりすることもあり、元本は保証されません。年初一括でも積立でも、生活に使うお金まで入れないことが大切です。
NISAの中で出た利益には税金がかかりませんが、NISAの外(特定口座など)で買った分の利益には、およそ20%の税金がかかります。楽天証券の税金や確定申告の考え方は楽天証券の確定申告は必要?でまとめています。
❓ NISAの年初一括のよくある質問
📝 まとめ|年初一括は成長投資枠で・つみたて投資枠はボーナス設定で
- 一括で買えるのは成長投資枠(年240万円)だけ
- つみたて投資枠(年120万円)は、積立の「ボーナス設定」で1月の金額を増やす
- 受渡日が1月になる注文から来年の枠。12月下旬から出せる
- ボーナス設定は楽天カード決済・楽天ペイ残高では使えない
- 使い切り設定は12月の発注なので、年初一括には使えない
※楽天証券の「NISA 取引・ルール」「積立設定 操作ガイド」で確認した内容です。投資は自己責任で、税金のくわしい扱いは税務署などで確かめてください
まずは楽天証券のNISAのページで、来年の枠のお知らせと、自分の積立の設定を確かめてみましょう。
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