
・「ログインがありました」というメールが来たけど、ログインしていない
・楽天IDが乗っ取られないようにするには、何をしておけばいい?
楽天市場で身に覚えのない注文や請求があったら、第三者に楽天IDでログインされた(乗っ取られた)可能性があります。
まずパスワード(とユーザID)を変え、注文したショップにキャンセルを相談し、カード会社に連絡します。
この記事では、楽天市場と楽天IDの公式ヘルプをもとに、乗っ取られたときにすること、乗っ取りを防ぐ設定(パスキー・二要素認証)、楽天を名乗る偽メール・偽サイトの見分け方をまとめます。
- 覚えのない注文:パスワードとユーザIDを変える→ショップにキャンセルを相談→カード会社に連絡→警察のサイバー犯罪相談窓口へ
- カード番号:楽天の会員情報の画面ではカード番号は見られないので、ログインされただけでは番号は知られない
- 防ぐ設定:パスワードを使い回さない・ユーザIDをメールアドレス以外にする・パスキーとメールアドレスによる二要素認証を使う
- 偽メール:送り主のアドレスの「@」から後ろを見る。リンクから楽天IDやカード番号を入れない
🚨 身に覚えのない注文があったら、すぐにすること

購入履歴や注文確認メールに覚えのない注文があったら、被害が広がる前に次の順で動きます。
- パスワードとユーザIDを変える:楽天会員情報の管理ページの「ユーザIDの確認・パスワードの再設定」から変える
- ショップにキャンセルを相談する:注文確認メールや購入履歴で分かるショップに、すぐキャンセルできるか相談する
- カード会社に連絡する:クレジットカードや決済サービスで払われていたら、その会社に連絡する(楽天カードなら楽天カードの窓口)
- 後払いの請求書が届いたら:楽天市場お客様サポートセンターのチャット(24時間365日)に問い合わせる
- 警察に相談する:都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口などに早めに相談する
楽天の会員情報の管理画面では、登録したクレジットカードの番号は見られないしくみです。
そのため、楽天IDにログインされただけなら、第三者にカード番号を知られることはないと公式ヘルプで案内されています。
ただし、登録済みのカードで買い物をされることはあるので、カードの明細は必ず確かめます。
多くのカード会社は、不正な利用と確認できれば請求を取り消すなどの対応をしています。
楽天カードの明細の確かめ方と補償の流れは楽天カードに身に覚えのない請求|まず確かめる5つと不正利用のときの手順・60日の補償にまとめています。
楽天から「パスワードを初期化した」「ログインを止めた」と連絡が来たとき
楽天は、なりすましや不正なログインを防ぐため、注文とログインを365日見守っています。
あやしいログインが見つかると、楽天側でパスワードを初期化したり、一時的にログインを止めたりすることがあります。
あやしい注文が見つかったときは、注文の取り消しやショップへの配送停止の依頼をすることもあります。
※楽天市場ヘルプ「不正利用・不正ログインへの対策について」より
ただし、同じ内容を装った偽のメール・SMSもあります。
メールやSMSのリンクからではなく、ブックマークや公式アプリから楽天にログインして確かめましょう。
🔐 楽天IDの乗っ取りを防ぐ設定
楽天の公式ヘルプで、自分でできる対策として案内されているのは次のとおりです。
| 対策 | やること |
|---|---|
| パスワードを使い回さない | ほかのサイトと同じパスワードにしない。名前・電話番号・誕生日だけの文字や、よくある文字列は使わない。8文字以上の英数字記号の組み合わせなど、長く複雑にする |
| ユーザIDをメールアドレス以外にする | ユーザIDをメールアドレスのままにせず、別の文字に変える |
| パスキーを設定する | スマホの指紋・顔・PINでログインできるようにする(下でくわしく) |
| 二要素認証を有効にする | 「アカウントとセキュリティ」の画面の「メールアドレスによる二要素認証」を有効にする。楽天IDのセキュリティが強くなり、不正のリスクが減る |
| ログイン履歴をときどき見る | ログインした日時と使ったサービス名が「ログイン履歴」のページに出る(過去2か月分)ので、覚えのないものがないか見る |
| スマホ・パソコンを守る | セキュリティソフトを入れるなど、操作を盗み見るウイルスや偽サイトから端末を守る |
※楽天市場ヘルプ「不正利用・不正ログインへの対策について」・「【ご注意】楽天を装った不正事例」・「パスワードの使い回しにご注意ください」より
とくに大事なのはパスワードの使い回しをやめることです。
とくに、楽天に登録しているメールアドレス(フリーメールなど)と同じパスワードにしていると、会員情報の変更のお知らせや注文確認のメールまで、第三者に見られたり消されたりするおそれがあると公式ヘルプで注意されています。
※楽天市場ヘルプ「パスワードの使い回しにご注意ください」より
楽天IDのパスキーの設定のしかた
パスキーは、パスワードの代わりに、スマホの指紋・顔・PINコードなどでログインするしくみです。
- パスキーに対応した楽天のサービスに、いつものユーザID(またはメールアドレス)とパスワードでログインする
- 「パスキーを設定する」を押す
- 登録しているメールアドレスに届いた認証コードを入れ、「認証して設定に進む」を押す
- スマホでふだん使っている認証方法(指紋・顔・PINなど)をパスキーに使うことを許可する
- 画面の案内にそって認証すると、パスキーの設定が終わる
※Rakuten ID ヘルプ「パスキー - 端末登録について」より
パスキーと二要素認証は、楽天会員情報の管理の「アカウントとセキュリティ」の画面にまとまっています。

※筆者の画面(2026年10月・ユーザIDとメールアドレスは伏せています)
「アカウントとセキュリティ」の画面で、有効になっているかをすぐ確かめられます。
▼ パスワード・二要素認証・パスキーはここから ▼
楽天証券のパスキーは、楽天IDとは別に設定します。
楽天証券の手順は楽天証券のパスキーとは?設定方法・できない時の対処法・削除・機種変更まで解説で説明しています。
📧 楽天を名乗る偽メール・偽サイトの見分け方
楽天IDが乗っ取られるきっかけで多いのが、楽天を名乗る偽メール・SMSから偽サイトに誘われて、IDとパスワードを入れてしまうことです。
楽天市場の公式ヘルプでは、まず送り主(Fromの欄)のアドレスを見るよう案内されています。
- @account.rakuten.com
- @emagazine.rakuten.co.jp
- @faq.rakuten.co.jp
- @id.rakuten.co.jp
- @info.rakuten.co.jp
- @mkrm.rakuten.co.jp
- @rakuten.co.jp
- @shop.rakuten.co.jp
偽メールでよく使われる件名は、「アカウント停止のお知らせ」「ログインアラート」「お支払い方法の情報更新」「ポイントプレゼント」「注文確認」「定期購入」などです。
本物そっくりに楽天のロゴが出る偽メールもあるので、見た目では判断しないことが大切です。
偽サイトにIDやカード番号を入れてしまったら
| 入れてしまったもの | すぐにすること |
|---|---|
| 楽天IDとパスワード | 楽天会員情報の管理ページで、ユーザIDの確認とパスワードの再設定をする |
| クレジットカード番号 | 使われる前に、電話でカードを止める手続きをする(楽天カードは紛失・盗難の窓口へ) |
| カードの暗証番号 | 同じく、電話ですぐにカードを止める |
楽天を名乗るあやしいメール・SMS・サイトを見つけたら、楽天の「なりすましサイト・偽メール報告フォーム」で知らせることができます。
楽天カードを名乗る詐欺メールの見分け方は楽天カードの詐欺メールの見分け方|本物のアドレス・開いてしまった時の対処と通報先でくわしく説明しています。
💳 楽天市場の支払いを安全にするには
不正に使われたときに大事なのは、明細をすぐに確かめられて、すぐに止められるカードで払っておくことです。
楽天カードは、楽天e-NAVIや楽天カードアプリで明細を確かめられ、紛失・盗難の窓口もあります。
楽天市場で使うカードを楽天カードにまとめておくと、覚えのない請求にも気づきやすくなります。
楽天会員そのものの安全性については楽天会員登録は危険?安全性と「危険」と言われる理由・今日からできる対策で説明しています。
❓ 楽天市場の乗っ取り・不正ログインのよくある質問
ただし登録済みのカードで買い物される恐れはあるので、明細を確かめ、覚えがなければカード会社に連絡します。
カードで払われていれば、カード会社にも連絡します。
覚えのないログインがあれば、すぐにパスワードを変えます。
楽天会員情報の管理の「アカウントとセキュリティ」の画面に、「メールアドレスによる二要素認証」と「パスキー」(スマホの指紋・顔・PINでログイン)の設定があります(2026年10月の画面で確認)。
どちらも設定しておくと、パスワードだけでログインされる心配が減ります。
楽天市場の公式ヘルプでも、キャンセルや請求の状況に関係なく、都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口などに早めに相談するよう案内されています。
📝 まとめ|乗っ取りに気づいたら、まずパスワードを変える
- 覚えのない注文があったら、パスワードとユーザIDを変え、ショップとカード会社に連絡する
- 後払いの請求書は楽天市場のチャット(24時間365日)、警察のサイバー犯罪相談窓口にも相談
- パスワードを使い回さない・ユーザIDをメールアドレス以外に・パスキーとメールアドレスによる二要素認証を設定
- ログイン履歴をときどき見て、覚えのないログインがないか確かめる
- 楽天を名乗るメールは送り主のアドレスを見る。リンクからIDやカード番号を入れない
※楽天市場の公式ヘルプ(身に覚えのない注文、不正ログインへの対策、楽天を装った不正事例)とRakuten ID ヘルプで確認した内容です
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