
・楽天カードの各国際ブランドの特徴は?
・カード発行後、国際ブランドは変更できる?
・国際ブランドによる審査難易度の違いは?
こんな悩みを解決できる記事を書きました!
これからご紹介する『楽天カードのおすすめの国際ブランド』を読むことで、あなたにとって最適な国際ブランドを選ぶことができます。
なぜなら、楽天サービス専門家の僕が、楽天カードの国際ブランドを徹底比較して、初心者向けにわかりやすく解説するからです。
ここでは、『楽天カードの各国際ブランドの特徴』から『おすすめの国際ブランド』『カード発行後の国際ブランドの変更』『国際ブランドによる審査難易度の違い』までご紹介しますね。
読み終えていただければ、今後は楽天カードの国際ブランド選びで悩むことは一切なくなり、最適な国際ブランドを選ぶことができます。
目次
【結論】楽天カードのおすすめの国際ブランド
この記事の結論から先にお伝えすると、楽天カードのおすすめの国際ブランドは3パターンに分かれます。
- 1枚目ならVISAがおすすめ
- 2枚目なら1枚目と異なる国際ブランドがおすすめ
- 楽天カードのデザインで国際ブランドを選ぶのもあり
上記の結論の理由は、以下で詳しく解説していきますね。
楽天カードの国際ブランドの特徴
楽天カードで選べる国際ブランドは全部で4種類あります。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
各国際ブランドの特徴が異なりますが、順番に解説しますね。
ブランド①:VISA
- 知名度・シェア共に世界No.1
- 海外(特にアメリカ方面)に強い
VISAは知名度・シェア率共にNo.1の国際ブランドです。
実際にアメリカの調査会社ニールセンによるデータ(2018年4月)を見ると、世界シェア率は以下の通りです。
- 世界シェア率
- VISA:50%
- Mastercard:26%
- 銀聯(ぎんれん):20%
- American Express:3%
- JCB:1%
- ダイナースクラブ:1%未満
VISAが全体の半分を占めていますね。
つまり、多くの人が利用している国際ブランドなので、それに比例して加盟店数も多いことがわかります。
日本国内はもちろん、世界中どこの国や地域でも楽天カードで支払いすることができるので、VISAを選んでおけば間違いありません!
ブランド②:Mastercard
- VISAに次ぐシェア率
- 海外(特にヨーロッパ方面)に強い
- コストコで使える
VISAに次いでシェア率が高いのがMastercardです。
シェア率はVISAよりも低いものの、VISAとほぼ同様に日本国内と世界中で利用することができますね。
強いていうなら、VISAは特にアメリカ方面に強く、Mastercardは特にヨーロッパに強いです。
ちなみに、巨大スーパーでお馴染みの『コストコ』では、Mastercardのクレジットカード決済しかできないので、コストコで楽天カード払いしたい方はMastercard一択ですね。
ブランド③:JCB
- 日本発の国際ブランド
- 海外に弱い
JCBは日本発の国際ブランドです。
先ほどご紹介した世界シェア率では全体の1%とかなり低いものの、国内シェア率はVISAに次いで高いですね。
実際にパリに本社を置くイプソスによるデータ(2017年1月)を見ると、国内シェア率は以下の通りです。
- 国内シェア率
- VISA55%
- JCB30%
- Mastercard12%
- American Express2%
国内シェアでは、JCBが全体の約3割を占めています。
つまり、海外には弱いですが、加盟店数が多い国内だけであれば問題なく利用できるでしょう。
ブランド④:American Express
- 富裕層に人気の国際ブランド
- JCB加盟店で利用可能
American Expressは富裕層に人気の国際ブランドです。
ステータス性が高いブランドで有名ですが、提携カードの楽天カードではその特徴はありませんね。
ステータス性を求めるのであれば、American Expressのプロパーカードがおすすめです。
ちなみに、American Expressは2000年にJCBと加盟店解放契約したため、JCB加盟店で利用できますよ。
楽天カードのおすすめの国際ブランド
冒頭でも解説した通り、楽天カードのおすすめの国際ブランドは3パターンに分かれます。
- 1枚目ならVISAがおすすめ
- 2枚目なら1枚目と異なる国際ブランドがおすすめ
- 楽天カードのデザインで国際ブランドを選ぶのもあり
順番に詳しく解説しますね。
おすすめ①:1枚目ならVISA
1枚目のクレジットカードなら、国際ブランドはVISAがおすすめです。
なぜなら、知名度・シェア共にNo.1の国際ブランドで最も利用しやすいからです。
日本国内はもちろん、世界中で利用できる国際ブランドなので、利用できないお店を探す方が難しいくらいどんなところでも利用できますね。
なので、クレジットカードを持っていないのであれば、まずはVISAを利用するといいでしょう。
おすすめ②:2枚目なら異なる国際ブランド
2枚目のクレジットカードなら、異なる国際ブランドがおすすめです。
というのも、異なる国際ブランドを選ぶことで、さらに利用できるお店が増えるからです。
具体的には、以下の組み合わせがおすすめ!
- 1枚目VISAの方:2枚目はJCBがおすすめ
- 1枚目Mastercardの方:2枚目はJCBがおすすめ
- 1枚目JCBの方:2枚目はVISAがおすすめ
基本的にはVISAが最優先ですが、VISAとMastercardは利用できるお店がほぼ同じなので、VISAとMastercardを持っている方はJCBを2枚目として発行するのがおすすめですね。
おすすめ③:楽天カードのデザインで選ぶのもあり
国際ブランドは楽天カードのデザインで選ぶのもありです。
というのも、楽天カードは国際ブランドによって選べるデザインが異なるからです。
実際に、国際ブランドごとに選べるデザインは以下の通り。
- VISAのデザイン一覧
- Mastercardのデザイン一覧
- JCBのデザイン一覧
- American Expressのデザイン一覧
もちろんVISAが最もおすすめですが、国内のみの利用であればVISAもMastercardもJCBもそこまで利便性に差はないので、好みのデザインの楽天カードを選ぶのもいいでしょう。
楽天カード発行後、国際ブランドは変更できる?
楽天カード発行後、国際ブランドは簡単に変更できません。
というのも、変更するというよりも新たに楽天カードを発行する必要があるからです。
変更する方法は以下の通り。
- 2枚目の楽天カードを発行
- 一度解約してから再度新規発行
順番に解説しますね。
2枚目の楽天カードを発行
好きな国際ブランドで2枚目の楽天カードを発行できます。
以前までは楽天カードの2枚持ちはできませんでしたが、2021年6月から可能になりましたね。
なので、1枚目で国際ブランド選びで失敗したとしても、新たに好きな国際ブランドで2枚目を発行することができます。
一度解約してから再度新規発行
現在使っている楽天カードを一度解約して、再度新規発行する方法です。
国際ブランドだけ変更することはできないので、楽天カードごと作り替える必要がありますね。
ただし、再度新規発行する際、改めて審査に通過する必要があるので注意しましょう。
楽天カードの審査は比較的通りやすいですが、審査に通らない可能性も0ではないので、個人的には2枚目の楽天カードを発行する方法がおすすめです。
国際ブランドによる審査難易度の違いは?
最後に、国際ブランドによる審査難易度の違いについて解説します。
よく勘違いされやすい点ですが、国際ブランドによって審査難易度が変わることはありません。
国際ブランドにかかわらず、楽天カード会社が審査をおこないます。
楽天カードの審査基準や難易度、審査落ちの原因・対策について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
まとめ:おすすめの国際ブランドを選んで楽天カードを発行しよう!
上記で紹介した『楽天カードのおすすめの国際ブランド』を読んでいただくと、今後は楽天カードの国際ブランド選びで悩むことは一切なくなり、あなたにとって最適な国際ブランドを選ぶことができます。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
まとめ
- 国際ブランドの特徴
- VISA:知名度・シェア共に世界No.1、海外(特にアメリカ方面)に強い
- Mastercard:VISAに次ぐシェア率、海外(特にヨーロッパ方面)に強い、コストコで使える
- JCB:日本発の国際ブランド、海外に弱い
- American Express:富裕層に人気の国際ブランド、JCB加盟店で利用可能
- おすすめの国際ブランド
- 1枚目ならVISAがおすすめ
- 2枚目なら1枚目と異なる国際ブランドがおすすめ
- 楽天カードのデザインで国際ブランドを選ぶのもあり
最初は楽天カードの国際ブランドはどれを選べばいいかよく分からなかったと思いますが、この記事を読んでいただければ最適な国際ブランドを選べます。
ぜひ、あなたにとって最適な国際ブランドを選んで、楽天カードを発行してみてください。
楽天カードの作り方の全体像を確認したい人は、下記にも目を通してください。