
楽天ANAマイレージクラブカードには、どんなメリットがあるんだろう、と悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介する『楽天ANAカードのメリットとは?』を読んでいただくと、あなたにとってメリットがあるカードなのか分かります。
なぜなら、僕も実際に楽天カードとANAマイレージクラブカードを持っていて、楽天ANAカードの両面の特徴を把握しているからです。
この記事では、楽天ANAマイレージクラブカードの特徴を楽天カードやANAカードと比較しつつ紹介して、メリット・デメリットまで、ご紹介します。
記事を読み終えると、楽天ANAマイレージクラブカードの特徴が理解でき、あなたにとってメリットがあるカードなのか分かります。
楽天ANAマイレージクラブカードの特徴
楽天ANAマイレージクラブカード(以下「楽天AMCカード」という)とは、楽天カードの機能はそのままに、ANAマイレージクラブ機能が追加されたカードです。
具体的には、以下4つの機能が付いています。
- 楽天クレジットカード
- 楽天ポイントカード
- 楽天Edy
- ANAマイレージクラブ
四位一体のカードなので、複数枚のカードを持ち歩く必要がなくなりますね。
また、ANAマイレージクラブ機能があることで、マイルが貯めやすかったり、ANA搭乗が便利になります。※詳しくは後ほど解説します
2つのコースから選べる
楽天AMCカードの特徴として、2つのコースから選べます。
- ANAマイルコース:200円につき1マイル
- 楽天ポイントコース:100円につき1ポイント
クレジットカードで買い物した際に付与されるポイントを「ANAマイル」か「楽天ポイント」にするのか、選ぶことができます。
ANAマイルコースを選ぶと、カード支払い200円につき1マイル貯まります。
一方、楽天ポイントコースを選ぶと、他の楽天カードと同様に、カード支払い100円につき1ポイント貯まりますね。
ちなみに、コースの変更はいつでも簡単にできます。
楽天AMCカード・楽天カード・ANAカードの比較
楽天AMCカードと楽天カード、ANAカードを比較してみましょう。
というのも、楽天AMCカードの特徴が理解しやすいからです。
ちなみに、ANAカードはANAが発行しているカードでして、下記では「ANA JCB一般カード」を例にして比較しています。
楽天カード | 楽天AMCカード | ANAカード (JCB一般カード) |
|
年会費 | 永年無料 | 初年度無料 ※翌年以降は1回利用で550円(税込)が無料 |
初年度無料 2,200円(税込) |
ポイント・マイル (日々の買い物) |
100円につき1ポイント | 【楽天ポイントコース】 100円につき1ポイント【ANAマイルコース】 200円につき1マイル |
1,000円=1ポイント=5マイル |
ポイント・マイル (オリジナル特典) |
楽天市場でポイント+3倍 | 【楽天ポイントコース】 楽天市場でポイント+3倍【ANAマイルコース】 楽天市場でポイント+2倍・0.5%マイル |
・ANA航空券の購入で100円=1.5マイル相当 ・入会・継続マイル:1,000マイル ・搭乗ボーナスマイル:10% |
付帯機能 | ・楽天ポイントカード ・楽天Edy |
・楽天ポイントカード ・楽天Edy ・ANAマイレージクラブ※一部 |
・ANAマイレージクラブ ・楽天Edy |
楽天AMCカードは、楽天カードとANAカードの中間的なカードであることがわかるかと。
特徴の詳細は、次の「メリット・デメリット」で解説しますね。
楽天AMCカードのメリット
楽天AMCカードのメリットを紹介します。
- マイルに交換する手間なし
- ANAカードの機能が一部付帯
- ANA楽パッククーポン
メリット①:マイルに交換する手間なし
ANAマイルコースに設定しておけば、マイルに交換する手間が省けます。
というのも、他の楽天カードでも楽天ポイントをマイルに交換することができますが、交換する際に手間がかかるからです。
実際に、楽天ポイントをマイルに交換するとなると、1回につき交換できるポイントの上限があったり、マイルに反映されるまでに時間がかかったりしますね。
楽天ポイントをANAマイルに交換する際のルールは以下のとおり。
メリット②:ANAカードの機能が一部付帯
楽天AMCカードには、ANAカードの機能が一部付帯しています。
- スキップサービス
- フライトでマイルが貯まる
スキップサービスとは、ANAの国内線利用時に空港カウンターでの搭乗手続きをせずに、そのまま保安検査場に進めるサービスです。搭乗までの時間を短縮できますね。
また、ANAグループ便と提携航空会社のフライトでマイルが貯まります。
メリット③:ANA楽パッククーポン
新規入会キャンペーンで3つの特典をもらえるのでお得です。
- 新規入会特典:2,000ポイント
- カード利用特典:3,000ポイント
- ANA楽パッククーポン:4,000円分
他の楽天カードの場合だと、新規入会キャンペーンでもらえる特典は上の2つだけでして、ANA楽パッククーポンは楽天AMCカード新規入会者限定の特典ですね。
以下を見てください。※2021年4月28日現在
>> 公式サイトでキャンペーンの最新情報を確認する
ANA楽パックとは?
ANA楽パックとは、楽天トラベルとANAがコラボした旅行パックでして、ANAのフライト約900便、宿泊施設は約20,000軒の商品の中から、自由に組み合わせることができます。
先ほどのクーポンは、ANA楽パック(航空券+宿)の予約時に利用できますね。
>> ANA楽パック
楽天AMCカードのデメリット
続いて、楽天AMCカードのデメリットを紹介します。
- 年1回利用しないと年会費がかかる
- 楽天PointClub会員ランクがアップしない
- ボーナスマイル無し
- ANAマイルの有効期限は3年
デメリット①:年1回利用しないと年会費がかかる
初年度の年会費は無料ですが、翌年以降に年1回以上利用しないと、年会費550円(税込)かかります。
というのも、一般カードの楽天カードは年会費永年無料なので、比較するとデメリットになるかと。
とはいえ、年1回以上利用すれば無料になるので、普段から楽天AMCカードを使う方にとっては問題ないですね。
デメリット②:楽天PointClub会員ランクがアップしない
ANAマイルコースを選ぶと、楽天PointClub会員ランクがアップしないので注意しましょう。
なぜなら、ANAマイルコースは、ランクアップの対象外だからです。※楽天ポイントコースは対象です
実際に、楽天AMCカードの公式サイトにも表記されています。
楽天PointClub会員ランクとは?
楽天ポイントの獲得ポイント数と獲得回数に応じて、5つの会員ランクに分けられます。
楽天PointClub会員ランクに応じて、お得な特典が用意されていますね。
例えば、以下のとおり。
- お誕生日ポイント
- 毎月18日のご愛顧感謝デー
- 楽天各サービスの優待キャンペーン・特典
- ダイヤモンド会員1年キープで豪華特典
デメリット③:ボーナスマイル無し
ANAカードとの比較になりますが、楽天AMCカードにはボーナスマイルがありません。
ボーナスマイルとは、お得にマイルが貯まる特典でして、カード入会時や継続時、フライト時にマイルが貯まります。
実際に、先ほど解説した「ANA JCB一般カード」のボーナスマイルは以下のとおり。
- 入会時:1,000マイル
- 継続時:1,000マイル
- 搭乗時:運賃倍率×10%
デメリット④:ANAマイルの有効期限は3年
ANAマイルの有効期限は、楽天ポイントに比べると短めです。
なぜなら、ANAマイルの有効期限は36ヶ月後の月末まですが、楽天ポイントの有効期限は実質無期限だからです。
楽天ポイントの有効期限は1年間ですが、期間中に1ポイントでも獲得すれば全てのポイントが1年延長されますね。
なので、実質無期限となる楽天ポイントと比べると、ANAマイルの有効期限が短めなので、消滅させないように注意しましょう。
- ANAマイルの有効期限の例
マイルをゆっくり貯めるなら必要な時に楽天ポイントから交換
ANAマイルの有効期限を気にせずにゆっくり貯めたい方は、まずは楽天ポイントで貯めて、必要な時にANAマイルに交換するといいでしょう。
なぜなら、楽天ポイントなら実質無期限で貯めることができ、消滅させる心配がないからです。
もちろん、交換する手間はかかりますが、普段からANAマイルを利用しない方にとっては、ゆっくり着実に貯められるので良いかと。
楽天AMCカードがおすすめな人
楽天AMCカードがおすすめな人は、『定期的にANAを利用し、かつ、楽天ポイントからANAマイルに交換する手間を省きたい人』です。
なぜなら、ANAマイレージクラブ機能も一部利用できますし、ANAマイルコースを選べばマイルに交換する手間が省けるからです。
実際に、定期的にANAを利用する人にとっては、楽天AMCカード1枚だけ持ち歩けば済むので、とても便利かと。
とはいえ、個人的には楽天PointClub会員ランクをアップさせたいのと、手間はかかるもののANAマイルに交換はできるので、楽天カードを使っていますね。また、ANAマイレージクラブカードは別で所持しています。
まとめ:楽天AMCカードは四位一体の便利なカード
上記で紹介した『楽天ANAカードのメリットとは?』を読んでいただくと、楽天AMCカードの特徴が理解でき、あなたにとってメリットがあるカードなのか分かります。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
⇨ 楽天カード・楽天ポイントカード・楽天Edy・ANAマイレージクラブ
⇨ ANAマイルコースの選択すると、普段の買い物でマイルが貯まる
⇨ スキップサービス・フライトでマイルが貯まる
⇨ 楽天AMCカード新規入会者限定の特典
⇨ 初年度は無料だけど翌年以降年1回利用しないと年会費550円(税込)
⇨ ANAマイルコースを選ぶとランクアップの対象外に
⇨ 入会・継続・搭乗でもらえるボーナスマイルは無し
⇨ 楽天ポイントと比べて有効期限が短め
最初は楽天カードやANAカードとの違いがよく分からないかと思いますが、この記事を読んでいただければ楽天AMCカードの特徴が理解できたかと思います。
定期的にANAを利用し、かつ楽天ポイントからANAマイルに交換する手間を省きたい人は、楽天AMCカードがおすすめです。
本記事で紹介したカード
- 楽天ANAマイレージクラブカード
- 楽天カード
- ANAカード
上記の内容を読んで、楽天AMCカードが合わないと感じた方は『楽天カードは結局どれがいい?』の確認が必要です。具体的に学びたい方は下記にも目を通しましょう。
楽天カードは結局どれがいい?【全9券種の特徴・違いを徹底比較】